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shp side
鈴音先輩とロボロさんから聞いた話はとても懐かしく感じた
それでも俺の記憶はまだ戻らない
でも、生徒会メンバーが前世から仲間だったのにはびっくりしたけどなんか納得？というか
何より鈴音さんの後輩で会った事が一番嬉しかった
夢の中の鈴音さんは俺の名前を呼ぶ声だけが聞こえる
それ以外は口パクのような感じで何か大事な場面は靄がかかって見えない
思い出したいのに
思い出せない
助けになりたいのに
守りたいのに
隣に立ちたいのに
頼られたいのに
今のままの俺じゃ何の役にも立てない
そんな自分に苛立ちを覚える
“今も”鈴音さんはあの女のせいで苦しんでいるのに
は？あの女？今も？俺は何のことを言ってるんや？
考えも纏まらぬまま歩いていた時
鈴音「ショッピ！！！！」
ドンッと背中を押され体勢を崩しながら後ろを振り返り目に入る
俺を押した鈴音さんと鈴音さんの隣から迫る大型トラック
俺を瞳に映した鈴音さんはまるで俺を安心させるように微笑んだ鈴音さんはトラックに…………
ドンッという衝撃音、景色がスローに見えた
shp「鈴音！！！！」
急いで駆け寄り上体を起こすが返事は帰ってこずぐったりと項垂れ頭からは血が流れている
その瞬間ギュンッと何かが頭にめり込むようになだれ込んでくる
shp「い”っ……っつ…あ”…たま…割れそ…」
《ショッピ！シッマが書類さぼってるらしいねんw一緒に行くー？w》
いつも笑顔で内ゲバの誘いをしてくれて
《ごめ……ショッピ……僕は此処に居られへん》
悲しそうにみんなに別れを告げて軍を出て行って
《え、義兄さんって呼んでほしいん？んじゃまぁ、義兄さん？》
帰ってきて漸く蟠りが解けてお願い事を聞いてもらって
《み…な…また…会えたら…その…時は…仲良く…し…てね…》
痛いほど頭にこびりついて離れなかったあの最後の日の光景と目の前の光景が酷似する
shp「い、いやや…置いて行かんといて…も…う、置いて、かれるのは、いやや……！」
そう訴えても鈴音から返事はなくて
早く助けを呼ばんと、死なせるわけには
今生徒会メンバーは仕事してるはず
電話を繋げば誰か…………
tn「んー？どしたショッピ君？」
kn「よぉ！ショッピ君！！」
gr「お前から繋ぐなんて珍しいなw」
ut「ピーちゃんやん♡」
sha「きっしょ」
rb「なんかあったんか？」
zm「急にしてくるからびっくりしたやんけww」
em「ショッピさん？」
ci「どしたんやーショッピ」
懐かしい声が聞こえた
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音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
