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そして、学校中を生徒会に追われながら走りまくった結果
璃音「鈴音ちゃんちょっと話良いかな」
捕まりました
場所は特別棟の裏庭な事もあり人はほとんどいない
鈴音「で、話って？」
璃音「今日の昼休みのあれ凄く目立ってたよ？大丈夫なの？」
鈴音「まぁ、そこらの女の子達よりは強いと思うから」
心配してくれているようで、その瞳は軽く憎悪が含まれている
なんで、こんなに私に突っかかって来るかな、気に入られたいなら自分から関わればいいのに
無理だったから怒ってるのか
どうやって切り抜こうかと考えていると距離が詰められ耳に口を寄せられる
璃音「でも、このまま生徒会のみんなと関わってたら思い出しちゃうんじゃない？」
鈴音「？！」
なんで、こいつが知っている
いや、会話を聞いて試しているだけかもしれないここは誤魔化す
鈴音「何の事？話している意味が分からないんだけど」
璃音「誤魔化すつもり？私は全部知ってるんだよ？このまま生徒会のみんなと関わってみんなが苦しんでいる姿を見たいの？」
その言葉を聞いた瞬間、ドクンッと胸が跳ねる
脳裏を裏切るのはみんなが思い出す瞬間みんなが苦しんでいる姿
それに重なるようにして頭に映りこむ前世のあの記憶
鈴音「何…を……言いたい…の…？」
途切れ途切れにつぶやいた言葉に璃音ちゃんはニヤリと笑った
璃音「それなら、関わらない方が良いんじゃない？
これ以上彼らを苦しませないように」
鈴音「ど……やっ……て」
璃音「簡単じゃない？貴方も知っているでしょ？彼らはミーハー嫌いじゃない
貴方がミーハーになれば思い出していない彼らは自然と離れていくわ」
黙って聞いていると少し璃音ちゃんは満足そうに笑うと
璃音「私からのアドバイスはおしまい♪じゃまた“明日”ね」
そう言って、裏庭から去っていく姿を私は後ろから眺めていた
鈴音「……私も帰ろ」
一人呟いて、帰路につく
ぼーとして歩いていくうちにいつも通る交差点が見える
その手前に歩くショッピの姿
その姿はどことなく放心している様に見えて
ショッピの隣から迫る大型トラック
それは真っ直ぐにショッピめがけ進んでいく
何かを考えつく前に私の体は動いていた
カバンを捨て一直線に走る
鈴音「ショッピ！！！！」
ドンッとショッピの背中を押す
振り返ったショッピの驚いた顔と目が合う
その顔に優しく微笑んでやる
そこで大きな衝撃と共に意識は途絶えた
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音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
