36ページ目 ページ36
gr「トントン、ゾム……行けるか?」
tn「はぁ？！」
zm「お先！」
tn「あ？！…ッチ…あんたも来るんやで！」
gr「は？！お前！！」
窓の前で驚いていたトン兄の隣を滑り込みでゾムが飛び、それにつられてグル兄を引っ張りながら飛び降りてくる
zm「よ……っと！」
鈴音「よっとじゃないわ！なんで飛び降りてこれんの？！｣
tn「それはこっちのセリフやで鈴音さん」
gr「お前どんな体してんねんww」
鈴音「今の状態で飛び降りてきてよお言うたな？！怪我したらどうすんねん？！」
gr「なんだ、心配してくれるのか？w」
鈴音「してません！！」
嬉しそうに顔綻ばすな、後ろの鬼書記長と脅威もなにわろてんねん
てか、ほんまに前世の事なんも思い出してない癖に飛び降りて無傷とか化け物やん
化け物やったわ
zm「今、失礼な事考えてなかった？」
鈴音「気のせいでは」
いや、ほんま終わりたい
お前等化け物は無傷かも知れんけど、こっちは足捻ってんねん！！
もうしんどいねん！痛いねん！
何とか振り切ろうと建物を使うが、それもスイスイ避けて付いてくる
もうそれなら……！
と一気に旧校舎の壁を登っていく
tn「は？！うせやろ！」
zm「さすが鈴音やなぁ！」
一応のため下を覗いて確認
二人が登って来ないって事は流石に登れへんって事やろ？
ふふん、どうだこれが前世での努力の賜物だぞ！
gr「ふむ……なる程な」
え、なる程な言うた？あの人？え？
そのまま観察しているとグル兄はひょいひょいと壁を登ってくる
gr「よっと……おぉ…中々高いな」
鈴音「何で登れんの？！」
gr「さてと、此処なら二人はおろか他の奴等にも見えんし、聞こえんだろう」
スタスタと此方に歩き寄ってくる
ジリジリと下がっていくうちにトンッと壁に背がつく
鈴音「な、何ですか？怖いんですけど？」
目の前の男はまだ話さずに私の前で屈んで足を掴む
そのせいでズキリと捻った足が痛む
鈴音「っ！警察呼びますよ」
離せという意味も込めて威嚇するとグル兄はニヤリと笑い
gr「飛び降りた時捻ったんだろ？」
無茶をするからだと、ふわっと自分の体が浮く
鈴音「ちょ、何して？！」
gr「ペ神の所に行くゾ、手当てして貰え」
鈴音「だからって！姫抱きじゃなくても！」
gr「俵担ぎしてやろうか」
鈴音「文句言いません」
gr「宜しい、後俺の勝ちだから言う事一つ聞いて貰うからな」
鈴音「は？そんな事聞いてないんですけど？！」
勿論、この後神に怒られたのは言うまでもない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
