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ut side
叫んで駆け寄るロボロ見て驚いてたら
｢みん………な………？｣
って小さく呟いてその子はぷつんって糸が切れたみたいに倒れて
それをロボロが何とか支えて
なんか眠ってるこの子見てたら、
色んな思いが入れ混じってしゃあなくて
それがなにか分かりたくて触りたくて手伸ばしたら
｢さわんな｣
低い声にびっくりして反射的に見たら
少女を支えてるロボロがこちらを睨んでて
それにびっくりしたんは狂犬もらしくて
｢こいつは俺がペ神の所まで連れてく｣
そう言って少女背負って呆然とした僕らを置いて走っていく
誰も動かずにロボロたちが走ってていった方向を見てた
rb side
いつも通りの朝
狂犬の喧嘩聞きながら廊下を歩くいつもの日常
…………のはずやった
廊下の先に見える大先生が誰かを抱きしめていて
まぁ、3人とも声あげるわな
3人で駆け寄った所にいた女の子は
俺がずっと待ってた
会いたかった
大好きやった
会えるって信じてた
鈴音がおった
最初はなんでおるんか分からんくて
でも、絶対に鈴音や思って
やっと会えたんや思って
涙が出そうなって
ボーって見とったら
急に鈴音が呻き出して
その声に俺の意識は戻ってきた
で、直ぐにどうせなあかんか分かってた
まだ鈴音は思い出してなかったんや
シャオロンの手を握った瞬間呻き出したから
なんかと重なったんかな……2人仲良かったから……
鈴音が倒れそうになってたから慌てて、駆け寄って抱き抱える
腕の中に感じるぬくもりがちゃんと鈴音が生きていることを証明してて
じゃあ、大先生がこっちに手伸ばしとってつい
｢さわんな｣
自分でもびっくりするぐらい低い声
グルッペン並やったんちゃうか
それに驚いて手引っ込めた大先生たち見て
｢こいつは俺がペ神所まで連れてく｣
って宣言だけしてそこから走り去った
保健室行くまでも両手にあるぬくもりが嬉しくて嬉しくて
手の中で眠ってる鈴音が愛しくてしゃーなくて
｢良かった……鈴音が……この世界で生きとって……｣
幸い、この時間帯は人なんてほぼおらんくて
俺は、目の前の保健室の扉を開け放った
バァン
そこには、案の定あの2人がおった
ni｢いきなりどしたんw｣
shi｢ロボロ〜掘られに来たの?w｣
って冗談抜かしとった2人が俺の手の中見て、固まる
ni｢え………ロボロ……その子……｣
shi｢なんで……
鈴音が…………｣
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音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
