56話 ページ10
アリスside
ｵｽ「あっ、そういえば…アリス！」
『なんや？』
ｵｽ「さっき、ゾムとシッマがアリスのこと探してたよ」
？ゾムとコネシマが……何の用だろう…？
『分かった。頭に入れておくよ。またな、3人とも』
「「「また〜！」」」
そうして、僕は扉を閉めた。
廊下には、コツコツと僕の足音だけが響く。
ここの廊下は少し道は長いが気に入っている。
小さい頃、レンナにここを走っていたら怒られた時があった。
『懐かしいなぁ…』
レンナから「アリス様！怪我をしたらいけないでしょう！」って凄く叱られたっけなぁ。
今はレンナがドジ踏んでいるけど、昔は僕がドジばっか踏んでた。
そのことを他の仲間からからかわれたりして、笑いがある仲間になっていた。
α国が僕に宣戦布告した事で、そんな思い出もチリヂリになって消してしまうのだろうか。
『……いや、そんなことさせない』
グルッペンたちは、僕がいなくなっても未来を築ける。
だから僕がやることは1つだ。
『あいつらを潰して家に帰ること、だな』
ｿﾞﾑ「アリス…？」
小さく聞こえた声に後ろを振り返った。
まさかさっきの言葉を聞いていたのか…！
ｿﾞﾑ「……アリス____
手、怪我しとるよ！！」
そう言うとゾムは僕の手を引っ張ってきた。
手を強く握りしめていたから、爪で怪我をしたみたいだった。
ｿﾞﾑ「もう、危ないよ！アリス！」
『…ごめんなぁ。ぼーっとしてたから』
ｿﾞﾑ「気をつけへんと、レンナ先生に言うからな！」
『それはやめて欲しいなぁ』
ゾムが僕の心配をしてくれたことが嬉しくてにやけていると、「ニヤケんな！」といっぱいの消毒液を僕の手に出した。
めっちゃ痛かった。←
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あまね(プロフ) - いやああああああああああああああああああすきいいいいいいいいい (9月30日 9時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - かみぶくろさん» ありがとうございます！文才が皆無ですが、そう言って貰うとやる気が出てきます！ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 尊い… (2021年4月17日 19時) (レス) id: 0442811e47 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - だ、誰かオラに...おもしろ度を.....分けてくれぇ！ (2020年12月15日 22時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：正岡蘭華 | 作成日時：2020年10月27日 6時
