82話 ページ36
アリスside
『…こんにちは、ゾム様。何のご用でしょうか』
僕が前を向いたままそう言うと、後頭部に押し付けられた銃がなくなった。
ｿﾞﾑ「なんや分かってたんか。つまらんなぁ」
『私に何か用があるのですか？』
ｿﾞﾑ「…アリスのこと。お前、どこまで知っとるん」
『嫌ですねぇ。ここにある歴史書を読んだだけですよ？』
ｿﾞﾑ「…そうなんか。ふーん…」
フードから鋭い視線を感じる。まだ疑っている目だ。
さてと…そろそろ仕掛けるか。
『そうですね…私が彼女にトドメを刺したと言ったら怒りますか』
刹那、空気が変わった。
動くだけで殺 されるような殺気が。
相手に胸倉を掴まれた。うんうん、こっちの方がよく感じるな。
ｿﾞﾑ「ふざけてるんか？もしその口でまたおもろくもない嘘をついたら」
ｿﾞﾑ「殺 すぞ」
僕はにやける口を必死に押さえつけてこの殺気を楽しんでいる。
ほんっまに成長してくれたなぁ。
『ﾌﾌｯ、冗談ですよ。私は彼女の見た目も知らないのですよ。
…私は失礼させていただきます、それでは』
僕は軽く会釈をし、その場から離れた。
もうちと堪能したいけど、あまり長居はしたくないからな。
ｿﾞﾑ「…妖狐っ…」
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あまね(プロフ) - いやああああああああああああああああああすきいいいいいいいいい (9月30日 9時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - かみぶくろさん» ありがとうございます！文才が皆無ですが、そう言って貰うとやる気が出てきます！ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 尊い… (2021年4月17日 19時) (レス) id: 0442811e47 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - だ、誰かオラに...おもしろ度を.....分けてくれぇ！ (2020年12月15日 22時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：正岡蘭華 | 作成日時：2020年10月27日 6時
