73話 ページ27
アリスside
差し出された物は…僕が昔くられからもらっただった。
くられと同じような物を
『(大切にしまってあったんだけどな…どっから落ちたんだ…？)』
『…ありがとうございます』
僕は変声機を使って声を変えた。良かったー…これ持って来てて。
ｳﾂ「お嬢さんが喜んでくれたら別に大丈夫だよ」
とニコニコしながら言う鬱。
…口説き文句が上手くなってきたな…。
『ぼっ…私はこれから帰らないと行けないので。それでは』
ｳﾂ「うん！まったね〜」
ひらひらと手を振りながら、去っていく鬱は何やらどこかにインカムを使って連絡をしているらしい。
『…これはバレたな』
鬱side
ﾄﾝ「ちゃんとつけてきたんか？」
ｳﾂ「うん、つけたよ。“盗聴器“」
僕はインカムから聞こえる声に話している。
ｳﾂ「(結構落ち着いてたな…)」
僕の正体がバレたのかバレてないのかよく分からない。多分前者だろう。
ﾄﾝ「その盗聴器ってどこに設置したん？」
ｳﾂ「裾とイヤリング」
ﾄﾝ「イヤリング？」
ｳﾂ「せや……アリスと同じイヤリングしてた」
アリスという名前を出すと、トントンは黙ってしまった。
…まだみんなはアリスの死を引きずっている。
特に引きずっているのは…グルッペンとトントン、ゾムあたりだ。
僕もアリスの死を未だに受け入れられていない。
ﾄﾝ「…あいつはアリスやないで」
ｳﾂ「でも、アリスの死体って見つかってないんやろ？そだったら、まだ生きてるっていう可能性も…」
ﾄﾝ「……とにかく早く帰ってこい」
その言葉を後に電話は切られた。
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あまね(プロフ) - いやああああああああああああああああああすきいいいいいいいいい (9月30日 9時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - かみぶくろさん» ありがとうございます！文才が皆無ですが、そう言って貰うとやる気が出てきます！ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 尊い… (2021年4月17日 19時) (レス) id: 0442811e47 (このIDを非表示/違反報告)
正岡蘭華(プロフ) - だ、誰かオラに...おもしろ度を.....分けてくれぇ！ (2020年12月15日 22時) (レス) id: 398434226d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：正岡蘭華 | 作成日時：2020年10月27日 6時
