第零節 ページ6
side:衛宮
どこまでも続くのどかな街並。平穏無事で殺し合いとかとは無縁そうな町。
それがこの町、神楽市だ。
「……遠坂。ホテルは取っておこうよ」
「……そうね。反省してるわ……」
町中を目的もなく歩いていく。
「水銀よ、穿て」
「！？シロウ避けて！」
「！？！！？」
水銀のような物が弾丸になって地面に不時着をした。
「ランサー、ありがとう」
「構わねぇぜ。だが……」
物陰から何かが表れる。
「……神楽の町へようこそ。俺の名はサーヴァント、クラスはアヴェンジャー。この聖杯戦争の参加者を祝福する」
青い髪にカラメルの目、青いマフラーの少女はそう言った。
「エミヤ シロウ！頭を下げろ！！」
アーチャーが何かを抱えたまま剣を投げた。
「エミヤ シロウ！これを抱えて走れ！セイバー！ランサー！我々はこいつの足止めだ！！」
「ですが凛達が襲撃される可能性は……」
「・・・分かった。イリヤ、バーサーカーをここにおいていけ。セイバー！お前がエミヤ シロウを守れ！」
俺は白い布にくるまれたものを渡される。……重たい。そして鉄分のにおい。
「まさかっ！」
「そうだ。それは私のマスターだ。念話で話しているから生きてる！頼んだぞ！私のマスターを殺すな！」
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ネモ@(プロフ) - ねこじゃらしさん» 応援ありがとうございます！頑張らせてもらおうとおもいます！ (2017年4月20日 23時) (
レス) id: 8c9e62663f (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃらし(プロフ) - 初めましてー、すごく面白かったです、続きが気になります…！更新頑張ってくださいー！ (2017年4月20日 20時) (レス) id: fe2ec53d1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネモ＠ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sakuraitkn1/
作成日時：2017年4月16日 15時
