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お泊まり ページ38

岩橋side


「ふんふんふんっ♪」

今日の俺は鼻歌を歌っちゃうぐらい機嫌がいい。なんでかって?


それはね……待ちに待った、みーはの家にお泊まりしにいく日だから!


やっと行ける〜それも俺が一番最初だよ〜ふふふっ


「ご機嫌だな〜いわげん」っとみーはと同じマンションの岸くんが言う。


そりゃあ、今日は俺がみーは独占だもんねっ


「岸くん、今日はみーはの家来ないでよ」


岸くんが俺がお泊まりしてるの忘れてて、来ちゃう可能性があるかもだから一応言っておく。


「わかってるって。てか俺そんな行ってないぞ?」


「みーはから一週間に一回は一緒に夜ご飯食べてるって聞いたけど?」


「いやぁ、美雨葉の料理がうまくてさ!ついつい行っちゃうんだよなぁ」


愉快にあははっと笑う岸くん。


美雨葉の料理週1で食べてるって、そばの次に多いじゃん。

ていうか、なんで同じマンションなの!?俺も引っ越そうかな!?


「今日は来ないでよ、ぜったい」


「わーってる、大丈夫だ。安心してお泊まりしてくれ!」

グットポーズする岸くんだけど、俺は睨みきかせてもう一度言った。

なんたって、岸くんだからね。念には念を入れとかないと。


「撮影初めまーす」


ってまずはお仕事、お仕事。


今日はみーはとペア。


最近は廉や海人が多かったから、みーはとは久しぶり。

それにしても、今日はほんとにみーは独り占め日だなぁ。


撮影テーマはキュート&クール&セクシー。

俺とみーははキュート担当です!


「まずはキュートからね」

カメラマンさんの声とともに撮影スタート。


衣装はパステル色の萌え袖ニット。

俺は丸首のピンクのニット。丈長めなのが特徴。

みーははモスグリーンのフード着きのニットカーディガン。


「いわちは世界一萌え袖が似合うね」


「そんなことない、みーはも似合ってるよ。

まぁ、みーはのは萌え袖というかほぼ手が見えないけど(笑)」


「そう。これ大きめで、ぶかぶかなんだ」


そう言って、ゆらゆらと袖を揺らすみーは。

その袖に隠れた手と俺の手で、小指を繋いでみる。


「今、オーバーサイズ流行ってるからじゃない?」


「オーバーサイズ、ていうんだ。勉強になります」


次はみーはを後ろから抱きしめる。

俺の腕に頬を寄せるみーはが可愛い。


「みーはって流行弱いよね」


「若者にはついていけないの」


「ふふっ、みーはも若いでしょ(笑)」


キュート撮影会は、いっぱいラブラブできました。

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猫嬢(プロフ) - 鉄パイプさん» コメントありがとうございます。泣いていただけるなんて……もしものお話ですが、2人の絆を感じていただけて本当に嬉しいです!これからも頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2019年7月11日 0時) (レス) id: 55dee20b6e (このIDを非表示/違反報告)
鉄パイプ(プロフ) - この小説が大好きでいつも楽しませて頂いてます!ぶっちゃけ、ジャニーさんと私のお話泣いてしまいました…(´;ω;`)お話を読んで泣くってあまりしないので自分でもびっくりです(笑)すいません…私情を挟んでしまって、、これからも楽しみにしています! (2019年7月10日 23時) (レス) id: 0f4b316af8 (このIDを非表示/違反報告)
猫嬢(プロフ) - はなさん» ありがとうございます!更新のペースが遅いのですが、これからも頑張りますので長い目で見守っていただけると幸いですm(_ _)m (2019年1月7日 19時) (レス) id: 0acc1e1fd6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 作品読ませていただいてます。更新楽しみにしてます (2019年1月7日 15時) (レス) id: e8e6e248b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫嬢 | 作成日時:2019年1月3日 12時

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