身の振り方(視点:夢主) ページ14
風呂に浸かりながら２人のこれまでの話を振り返る。時間のズレはギリギリ説明が着くとしても季節の説明がつかない。
酷似した会社、つながらない電波と保護者への電話。
『(見えないって言ったけど、取り消すよ。君たちの不安いっぱいの顔は16才そのもの。それでいて大きくは取り乱さない。ホントに鍛えられてる。しかも、情報を選んで話している。“術師”について一切触れなかった。面白い子らだ。さて、彼らは一体“どこ”から来たのやら。なんか、めんどうだが、楽しくもなりそうだ。)』
予想がつかない未来にかつて戦場で味わっていた高揚感に似た何かを感じつつ、それを冷ますかのように冷たいシャワーを頭から浴びた。
それから少しして、浴室のそとから夏油君の声が聞こえた。
風呂から上がり、頭をタオルで拭きながら彼らにも風呂にはいるように進める。うちには彼らが着れるような服はない。ましてや男物の下着なんてあるわけがない。
『どちらか先に風呂に入っておいで。もう１人は私とコンビニだ。悪いが、うちには君たちが着れる服もなければ下着すらない。この時間だ。服は無理だが下着はコンビニにあるだろう。私がすごい適当に選らんできてもいいが君たちの方がお互いをよく知ってるだろ？』
五『傑、お前先入れよ。俺が一緒に行く。何だかんだで今日ほとんど動いてねぇし、俺。』
夏『はぁ。わかったよ。その代わり頼むから逆鱗にだけは』
五『わかってるっつーの！しつけぇな。それこそ今度はオトされて道路に放置だろ、絶対。』
『順番は決まった？出掛けるよ。ついでに何か買おうか。夏油君は何か食べたいものある？ほら、デザートとか。』
夏『いや、特には…。悟に任せるよ。』
五『俺がケーキ食いたい！あー、でもシュークリームも捨てがたい。甘いもんがとにかくすげぇ食いたい！』
『はいはい。食べられるんなら買ってもいいから早く行くよ。』
五『マジで？やった！Aちょーいいヤツじゃん！』
夏『…。(げんきんなやつだな、全く。甘いものくれるならいいヤツか。)じゃあ、気をつけてね。Aさん、悟。』
五『任せろって。お前の好きそうなヤツ選んでくるから！なぁ、A、食えるんなら数に制限無しだよな？』
夏『そこを気をつけるんじゃなくて…。はぁ。もういいよ。』
『君ら相性いいんだね。良いことだよ。友達を大事にするのは。１人は寂しいからね。』
うらやましい、と言いかけてその言葉を飲み込んだ。言ってどうなることもない…。
コンビニパラダイス(視点:五条)→←ここはどこ？２(視点:夏油)
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Wolf(プロフ) - 了解です！これからも頑張ってください💪 (2022年1月18日 10時) (
レス) id: d08657ee4c (このIDを非表示/違反報告)
福井影(プロフ) - Wolfさん、リンクをつけましたので、続きもぜひ楽しんでいただきたいです！ありがとうございます。 (2022年1月18日 1時) (レス) id: 3c05e4da9a (このIDを非表示/違反報告)
福井影(プロフ) - Wolfさん、コメントありがとうございます。実は続きがありますが、私が初心者なためリンクがうまくいってないようです。お手数ですが、同一作者作品を見ていただければわかると思います。作品初のコメント本当に嬉しいです。楽しんでいただけるよう、頑張ります！ (2022年1月18日 1時) (レス) id: 3c05e4da9a (このIDを非表示/違反報告)
Wolf(プロフ) - 続きが気になる……投稿待ってます！ (2022年1月17日 23時) (レス) id: d08657ee4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u-ruru | 作成日時：2022年1月10日 16時
