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side,you
風磨「聞こえてる?」
貴方「う、うん。」
いきなりのことすぎて固まっていると、菊池くんが頬を撫でる。
貴方「…その、菊池くんの言ってる意味はわかるんだけど…。」
風磨「答えられないって?」
貴方「ううん!違うの。あの、私……菊池くんのこと好き…だけど」
風磨「ん?」
優しい菊池くんの声顔、全てが愛おしくて
あぁ、これが恋なんだと私も気づいてた。
貴方「こんなこと…初めてだから……」
風磨「…ふふ。恥ずかしがってる。」
菊池くんは私をまた抱きしめて頭を撫でる。
貴方「…菊池くん。」
風磨「大丈夫。俺は裏切ったりしないから。」
そう言うと私の頬にそっとキスを落とした。
風磨「それと、菊池くんってやめない?松島は聡くんなのに、なんで俺苗字呼びなの?」
貴方「…なんとなく。」
風磨「せめて、風磨くんにしてよ。…あ、いや、呼び捨てで。」
貴方「…風磨?」
風磨「…うん。それがいい。」
さらっと呼び捨てにすると、風磨は手で口を隠す。
貴方「…照れてる。」
風磨「ばーか、悪いかよ。」
貴方「へへ。」
その顔になんか笑いが溢れてきて、気づけば二人して笑っていた。
。。
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ゆいP - 面白いです!!!!!! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 2dceceb413 (このIDを非表示/違反報告)
猫チャロ(プロフ) - 蒼遥さん» 気づくのが遅くなってしまってすみません!ありがとうございます! (2018年11月13日 22時) (レス) id: 44436217b8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼遥 - おもしろいです!頑張ってください!応募しています (2018年10月21日 19時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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