この傷が癒えるまで… 【Fuma.K】

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side,you。。



松島くんは私たちの1個下。


1年生らしい。


さっき自己紹介をしてもらった通り、菊池くんの高校時代の後輩で


いつもパシリに使われていたとか。


聡「いやぁ、Aさんに連絡ができないって騒ぎ出すから


代わりにいってくる！って、飛び出しては来たんですけど…。Aさんがあそこにいなかったら伝えられてなかったですよ。


ほんと…。あの人、情報が少なすぎて。」


最初の授業が終わってから、松島くんと広場でお話。


今日の成り行きをポツポツと話し始めた。


貴方「なんか、想像つきます。」


聡「やっぱり！？大学でもあんな感じなんだァ。風磨くん。


…Aさんのね特徴を聞いたんですよ。ほら、初対面だし？そしたらあの人


『ヘッドホンをした女』って。情報少なすぎません！？」


貴方「それは少なすぎますね。」


参っちゃいますってー。


そう言いながらも嬉しそうに話す松島くんは、菊池くんのことを悪い人だとは思ってないみたい。


聡「それでもっと情報ないかって聞いたら、門の前で待ってるって…。


そんなんいっぱいいそうじゃないですか！？」


貴方「まぁ、たしかに…。意外と待ち合わせしてる人多いかもしれないです。」


聡「そうですよね！？もう、ほんと、しっかりしてほしいですよ！」


ものすごく怒って居るようで、でも嬉しそうで。


そんな話を聞くのもものすごく楽しかった。



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