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side,you。
貴方「ありがとう。…でも、迷惑かけちゃうし、カフェと菊池くんの家行き来するよ。」
菊池くんに迷惑はかけたくないから、
それでも。
風磨「…そうじゃなくてさ、」
貴方「ん?」
風磨「…その、…前にAが言ってた
逃げ場になればいいなと思って。俺力になんてなってやれないから、場所貸すくらいしか出来ないんだけどさ」
力になってない。
そんな訳ないのに。
菊池くんがいてくれるだけで、私はものすごく助けられているのに。
風磨「だからさ、最近考えてて
Aが気を使わないで俺に甘えてくれる方法。夜中すごい悩んだんだけど、全く答えなんてでなくて。」
…『課題終わらなくて夜更かししちゃった。』
さっきついた菊池くんの嘘。
私の為なんて思ってなくて、
貴方「…あり…がとう。」
風磨「なんだよ。改めて。」
貴方「…菊池くんが……優しいから。」
風磨「…当たり前だろ。仲良い奴が苦しんでんの無視できないって」
本当、菊池くんは優しすぎる。
無視してもいいんだ。
何も無かったかのように無視してくれていい。
それなのに、悩んでくれて。
私のために、私なんかのために
寝不足にまでなって。
自分のこと優先してくれればいいのに。
そんなに優しくされたら…私、
菊池くんに甘えちゃうよ。
。
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ゆいP - 面白いです!!!!!! (2019年3月20日 12時) (レス) id: 2dceceb413 (このIDを非表示/違反報告)
猫チャロ(プロフ) - 蒼遥さん» 気づくのが遅くなってしまってすみません!ありがとうございます! (2018年11月13日 22時) (レス) id: 44436217b8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼遥 - おもしろいです!頑張ってください!応募しています (2018年10月21日 19時) (レス) id: d21ba90605 (このIDを非表示/違反報告)
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