._＿ 愛 な き 任 務 ＿_.

false＿6　Kei ページ6

false〔偽りの〕.

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あれから、２日に一回コレクションを増やしていった。



まぁ成功する事なんてなくて。



お腹に刻まれた字は、8個に増えていた



慧「あと、２人。」



カウントダウンはドンドン近づいて。



今日も俺は剣を持って基地をでる。



涼介「いのちゃんどこ行くの？」



慧「ちょっとそこら辺。」



涼介「なんか、理由もなく殺される人多いらしいから気をつけてね」



慧「え？そんなのあんの？こわー、」

　

雄也「伊野尾くん絶対楽しんでるでしょ」



慧「ばれた？笑」



あははって、それが俺だなんて誰も気づかない。



気づかせない。



「仲間になるから！お前の望むこと何でもする！だからやめてくれ、」



慧「...何でもいいの？」



「あ、あぁ！何でもだ！だから」



慧「じゃあ、俺の好きな物ちょうだい」



「おうくれてやる。なんだ」



慧「赤色のモノ。あなたの血がほしい」



「え？」



戸惑ってる男に俺は剣を振りかざす。



慧「ありがとう。たしかに受け取ったよ」



でもそのモノは美味しくない。



ましてや、美しくもない。



慧「...また、失敗。」



太もものケースから短剣を出して体に刻みこむ



慧「後、一人。」



楽しみだな。



俺、今からでもわくわくして来ちゃったよ。



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