男 だ け で 子 供 育 て ま し た 。

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side,Hikaru




それから3日間。



大貴「もう熱ないし元気なんだけど。」



光「でも5日間はダメなの。慧にうつったらどうすんのさ。」



大貴「そーだけどぉ。」



部屋から出たくてしょうがない大ちゃん。



寝る時にリビングからみんなの声が聞こえるのが羨ましいらしい。



圭人「早く治ったら、慧ちゃんと遊べばいいじゃん。」



大貴「圭人。お前はインフルのつらさをわかってない。マスクとれ。」



圭人「え、やだ。うつりたくないよ。」



俺は一日中家にいて、大ちゃんの面倒見てて



部屋で仕事してんのに、馬鹿でかい声だして遊ぼう遊ぼう言ってくる大ちゃん。



めっちゃ暇らしい。



この間1000ピースのパズルを貸してあげたけど、すぐに投げ出して部屋の隅に箱に片付け置いてあった。



本を渡すと。



大貴「こんな難しいの読めねぇよ。」



ってそのパズルの上に並べた。



俺は暇つぶしになると思ってあげてるのに、すぐに投げ出すのは大ちゃんだから。



今日から何もあげない。



そしたらまた馬鹿でかい声で叫ぶ。



そんな繰り返しだ。



まぁその2日後には



大貴「有岡大貴！無事完治いたしましたぁ！」



って騒いでた。



もう少し重いインフルにかかればいいのになと心底思った。



end。

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