君にすべてを捧げて�機�ybin） ページ34
side,Kota
ゴーンゴーンと鐘がなる。
一番恐れていたことが起きたことに、理解するまで時間は必要なかった。
宏太「戦闘準備！」
ガチャガチャと鎧が擦れる音。
ドタドタと控えめな足音。
すべてがこの状態を物語っていた。
昨日、終わった戦争。そしてこれから始まる戦争。
どちれも違う軍だけれども、攻めてくることには変わりない。
それに今、城の前方から攻めてきている。
雄也「第一部隊出陣しました。」
涼介「南からも敵確認。」
慧「風向きは？」
大貴「西です！」
光「あー。だめだ。どうする薮。」
巻物を開いたり、遠くを見る人々の中、俺は黙りっぱなしだった。
光の話も全く聞いていなかった。
圭人の手が目の前で動いてるのをみて我に帰る。
宏太「...出陣。」
光「は？...どこに。」
宏太「三羽烏以外みんな、出陣。」
考えていないわけじゃない。この人数いれば当てずっぽうでいっても勝てるだろう、そう俺は思った。
慧「南に将軍。武士では勝ち目がない。」
宏太「...じゃあどうしろという。」
慧「俺らに行かせろ。」
涼介「将軍の首...。いいね。」
雄也「行けなくもない。」
3人の覚悟はどれほどのものか。
それでも、ただ愛人を置いておきたいがために。
宏太「お前らは下がってろ。」
そう言ったんだ。
1度も戦場に出したことのない3人。
その3人のことを人々は三羽烏という。
優れた3人組のことらしい。
そんな3人がいたってという甘い考え。
パシンと乾いた音が周りに響くと、頬に痛みを感じた。
慧「ばっかじゃねぇの。こうやってる今、何人が死んでると思ってんだよ。
中心のやつがしっかりしないでどうすんだ。
何100人もの人がお前に命預けてんだよ。
命の重さをかんがえろ。」
お見通し...。
痛む頬を抑えながら、座ってると伊野尾が勝手に指示をし始めた。
慧「将軍は南にいる。...第三部隊、」
大貴「はっ！」
慧「俺とこい。...高木は二部隊と五部隊をつれ西南。山田は四部隊を連れて北に行け。」
光「高木についてりゃいいんだろ。」
圭人「俺は山ちゃん。」
慧「いざ出陣。」
大きな声が響く。
人が動く物音。外からする大きな音たちに耳を塞ぎたくなった。
。
君にすべてを捧げて �侠�←孤独は愛せない �機�ybin）
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猫チャロ(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます。ボチボチ、頑張りますね。 (2017年2月28日 3時) (
レス) id: 1b288ff388 (このIDを非表示/違反報告)
猫チャロ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます。 (2017年2月28日 3時) (レス) id: 1b288ff388 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - チャロ君!!楽しみにしてました！これからも頑張って下さい!!お話しとても面白いです！ (2017年2月26日 6時) (レス) id: d7def24883 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 新作楽しみにしてました！どのお話もとても面白いです！ (2017年2月25日 22時) (レス) id: a3cc4ec245 (このIDを非表示/違反報告)
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