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中島side




薮くんが病院を出ても薮くんの事を呼び続けるいのちゃん




行こうって言っても嫌と言って、その場から動かない



このことをわかって薮くんはジャンバーを置いていったんだろう



中島「いのちゃん行こう。薮くん怒っちゃうから」



伊野尾「こーたぁ...泣」



中島「大丈夫。薮くんは絶対迎えにくるから、一緒に待ってよ」



いのちゃんの腕を引いて歩き始める



泣きながらもついてきてくれて、なんとか診察室についた



中島「いのちゃんこの頃大変なの?」



伊野尾「...グスッ...」



何を聞いても答えてくれなくて、



中島「何か言ってくれないと話できないよ」



少し強めに言っちゃったかもしれないけど...



ビクって肩を震わせたけど、いのちゃんは黙ったまま。



中島「どうしたら話してくれるの?」



伊野尾「こーたぁ、」



そしてまた泣き出した。



薮くんの存在がこれほど大きいとは思ってもいなくて、



中島「じゃあ、これ着たら話してね?」



薮くんから預かったジャンバーを着せた



まだ暑そうだし、一回り大きかったけどジャンバーを着て落ち着いたのは確かだった



中島「じゃ、話そっか」



伊野尾「大丈夫。」



中島「大丈夫そうな感じじゃないんだけどなぁ」



伊野尾「...あのね」



それから



売れ残りの猫を見て、孤独を感じたこと。



その猫の周りの子がいなくなってしまうのと、薮くんたちを重ねてしまったこと



素直に話してくれた。



それともう一つ。



伊野尾「俺ね...宏太と離れようと思うの」



中島「えっ、」



伊野尾「宏太は里親っ、いたから、俺がいなかったらっ、今頃幸せになってたのにって...グスッ」



ペットショップで働いてお金が溜まったら、一人で暮らそうとしてるらしい。



彼なりに考えているけど、



それは2人に無理なことだと思った

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猫チャロ(プロフ) - いのちゃん愛ingさん» 僕も大好物です!笑ありがとうございます! (2015年10月6日 19時) (レス) id: 4255b92744 (このIDを非表示/違反報告)
猫チャロ(プロフ) - むーさん» ありがとうございます!頑張ります! (2015年10月6日 19時) (レス) id: 4255b92744 (このIDを非表示/違反報告)
いのちゃん愛ing(プロフ) - すごい面白かったです!やぶいの大好物なんで(((……続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2015年10月6日 19時) (レス) id: 14686dd368 (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - とても面白いです!! 続きが楽しみです 更新頑張ってください♪ (2015年10月6日 19時) (レス) id: a9e0e5c05b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫チャロ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年10月5日 20時

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