_14_♯〔バッドエンドルート〕 ページ16
side,Kota
伊野尾の母さんにいろいろ聞いた
確かに伊野尾が間違えておしてしまったから俺の父さんが死んだけど
あれは故障だった事。
実は伊野尾の父さんも亡くなってる事
あと半年だと言われていたこと
すべて教えてもらった
全部伊野尾が俺を苦しませないようにってついてた嘘
なのに俺は
その嘘を勘違いして、
ごめん。
本当にごめん
いろいろな管をつけられて酸素マスクをしてベッドで寝かされてる伊野尾は
あの時の笑顔はない
あの時の笑い声もない
ただ寝てるだけ、そう見えるのに
心拍数は下がってく
宏太「伊野尾、
ごめん。今までごめん。ずっとお前、俺の事思ってくれてたんだよな
ずっと頑張ってたんだよな。
気づいてあげられなくてごめん。
一緒に笑って過ごせなくてごめん。」
光「薮、」
大貴「お、俺だって!ずっと笑顔で話しかけてくれてありがとう!
いのちゃんの笑顔好きだった!こっちまで元気になるのっ
だからっ、そのっ、」
光「もう良いよ。大ちゃん。届いてると思う
ちゃんといのちゃんに届いてるよ」
大貴「グスッ...ありがとっ...とにかくありがどっグスッ」
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