キ ミ に 口 づ け た い

〔おまけ〕２人のサボり魔 ページ40

side,Kei




先生が黙々と黒板に字を書く




その中俺だけ外を見てた。




サボっちゃえと言う俺の中の悪魔と、ちゃんと授業受けないとダメって言う天使



悪魔に負けて、



伊野尾「せんせー、気分悪いので保健室行ってきまーす」



って、




どう考えても嘘みたいな理由で教室を出た。



どこに行こうか悩んだけど、図書室は授業やってたし、



一番上の階段をのぼって屋上にきた



ｷｰと音の鳴る少し重いドアを開けて屋上に出る



今日はいい天気で屋上に出ると眩しいくらい光が...



ベンチがあったから、ベンチに座った



ボーッと町を見渡してると、ｷｰっと音を出してドアが開いた



薮「あ、伊野尾



お前サボってるの？笑」



伊野尾「先輩...」



そこにはポケットに手を入れながら片手で缶のミルクティを２つ持ってる、先輩がいた



薮「はい」



と言いながら俺に缶をくれた



伊野尾「俺がいるのわかってたの？」



薮「俺の席からお前の席見えるの笑



どうせ体調が悪いとか言って教室出てきたんだろ」



伊野尾「...先輩だってサボってるじゃん！」



薮「伊野尾が教室出て行ったからついてきたの」



伊野尾「俺のこと見て授業ちゃんと受けてないくせに笑」



薮「うるせー笑」




なんだかんだ言って、先輩と一緒に入れるだけでも楽しい



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