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side,Yuri

　


侑李「いのちゃーん」



基地の研究室。さっきまで一緒にいたいのちゃんが急にいなくなるから探し回ってた



慧「なに？」



侑李「え、いた」



ずっと探してたいのちゃんは机の下から顔を出した



侑李「さっきから呼んでたよね？無視してたの？」



慧「……で？」



スルー！？



侑李「いや、特に用はないんだけどさ。」



慧「……」



あ、黙った。用がないなら話しかけるなって顔してるし、



ずっと机の下で何かやってるいのちゃんを置いて、基地のリビングに行くとひかと大ちゃんが大騒ぎ



侑李「何かあったの？」



大貴「あ！知念！ねぇ聞いてよ」



侑李「なに？」



大貴「昨日家帰るときにね、赤ちゃんがベビーカーに乗ったまま落ちちゃったの！



それで、」



すごいがんばってジェスチャー付きで話す大ちゃん。



まあ、ように赤ちゃんを助けたのがかっこよかったって話ね



侑李「へぇ、すごいね」



光「自分のことのように話してるけど、高木の話ね」



侑李「なーんだ。大ちゃんじゃないんだ。ゆーやかっこいい」



大貴「えぇ！」



えぇじゃないよ。自分のことじゃないんだから



宏太「その事だけど、クルーズ客船の券もらったんだ。



人数分。」



「「「え？」」」



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