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side,Hikaru



やばいそう思ったときはもう遅い。



大ちゃんはボスを殴ってて、下には赤く独特な匂いの血が流れてきていた



大ちゃんのいたところはセブンが近かったらしくて、ゆーてぃが大ちゃんを押さえつけている



だめだなこりゃ。



高木と俺と前に言って、警察が大ちゃんに話を聞いてるところにいった



「なぜあんなことをした」



大貴「あの人がいけない。」



「答えになってないだろ！ちゃんと答えろ！」



大貴「なんで俺がこんなこと聞かれないといけないんですか！



俺はただ。」



「有岡大貴。お前は無責任な行動を取った。罰せられることだってあるんだ。ちゃんと質問に答えろ。」



大貴「なんで」



大ちゃんは仲間を大切にしすぎる。



だからこそ今回もこんな行動にでたんだろう。



「有岡！」



事情聴取をされてムカムカきてた大ちゃんはとうとう喋らなくなった



宏太「あのー！」



ギスギスした空気の中。



大きな声が響きわたる。



宏太「そいつ俺が責任とるんで！手出さないでくれます？


あ、あと、犯人そいつ等だけじゃないんで！」



なんて呑気な奴だ。



まだ膝にいのちゃんの頭をのせたままこっちにも来ずに大きな声だけ出して、偉そうな口きいて



光「だからあいつは」



「おい！他のやつらも縛り上げろ！」



「「「は！」」」



チッと舌打ちすると今まで怒鳴ってた刑事部長が去っていく



涼介「今回だけは、一番呑気な薮ちゃんに助けられたね」



圭人「そうだね。……って言っていいのかな、」



雄也「そんな困んなくても」



はぁ。



世話の焼ける奴ら。



椅子に座ったまま手をだして、ヒョイヒョイとジェスチャーで来いと言ってる薮。



いや、声に出していえよ。



光「ほら大ちゃん。行こう」



大貴「……」



立ち上がって薮のとこに歩いていく大ちゃんの背中はいつもより小さく見える



いつも、より、ね。




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