俺 た ち の 居 場 所 〜BEST〜

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有岡side




朝早く起こされて、荷物をまとめさせられて、車に乗せられて、



これだけ言うと誘拐みたい



車から下ろされると、昨日渡された紙にあった写真の家だった。



櫻井「ここだよ。」



ピンポーンとインターフォンを押すと、



「はーい」



櫻井「俺。櫻井。」



「あー、はいはい。ちょっと待ってくださーい」



って、楽しそうな声と共に１人の男の人の声が聞こえた



ガチャとドアが開いたと思うと長身でふにゃっとした笑顔の人が出てきた



「久しぶりですね」



櫻井「おう、そうだな。あ、こいつ有岡」



有岡「どうも、」



「あぁ！この前招待状出した！俺薮宏太です。よろしく」



有岡「あ、有岡大貴です。よろしくお願いします」



ちょ、やっぱり緊張するな、



櫻井「なに緊張してんだよ」



そう言いながら背中をたたかれる。



櫻井先生...あなたからしたらそんなに力入れてないかもしれないですけど、とても痛いですよ、



ふと薮宏太さんを見ると後ろに隠れてる人がいることに気がついた



櫻井「慧。久しぶり」



その後ろにいる人は少し顔を出してペコッとお辞儀した。



薮「ごめんね。コイツ人見知りでさ」



八乙女「おぉー、さくらーいじゃーん」



高木「光君また起こられるよ」



あ、また背の高い人たちが...



櫻井「おぉ、久しぶり！ちゃんと先生つけろ！



じゃ、薮。有岡頼んだわ。俺いかないと」



え、もう行っちゃうの？と思ったけど、話しかける暇もないくらいすぐに車に乗ってしまった



あ、そっか、先生のスケジュール秒単位だもんね

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