俺 た ち の 居 場 所 〜BEST〜

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家に帰ってくるといつも明るいはずの家が、どこも電気ついてなくて、



家に入ると、お母さんが倒れてた。



急いで救急車を呼んだ



机には俺の夜ご飯。



置き手紙もあった



“大貴へ



今日も遅かったね。



お母さん先寝てるから、夜ご飯チンして食べてね。”




有岡「お母っ...さん...」



俺はその場に崩れ落ちた。



この頃お父さんは仕事が忙しくて、お母さんと俺だけだった

　

なのに、反抗期だったのか、いつも家に帰るのは遅くて、



家に帰ってから机の上にご飯がいつもあった



でも、俺はそのご飯を食べたことはなかった。



ごめん。今更おそいけど。ごめん。



救急車がきて、お母さんが運ばれる。



一緒に救急車にのって、お母さんを見てた。



一番最後にお母さんを見た反抗期前から、ずいぶんやせ細っていた



もし、オレが反抗期じゃなかったら、気づいてあげられたのに。



ずっと謝り続けた。



ずっとずっと。



病院について、手術中とランプが光る。



ソファに座って手術が終わるのを待ってた。



俺の目から垂れた涙は止まることをしらなくて、ずっとずっと流れ続ける。



すると足音が聞こえて、こっちに歩いてきた男の子は点滴を引きながら手術室の前に立った



しばらくランプを見つめて、俺をみる



小さな声で、お母さんを返してって叫びながらその男の子を見つめた



するとその男の子は



そんなこと言われたって俺は何もできないよ。



って悲しそうな目で言った

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