[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ44)

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我慢できませんでした。ページ44

注意！
このお話は原作の三雲たちのB級ランク戦のＲＯＵＮＤ８が終わった後のお話です。
そのため、今から２年後のお話になるので、話がごっちゃにならないように気を付けてください。
どうしても書きたかったんです。
では、上記の事を踏まえて本編へどうぞ！

＊

(三雲視点)

坂「あ、三雲と空閑じゃん。」

遊「あ、坂本先輩。」

「お久しぶりです。」

いつも通り、空閑とボーダーの本部に行くと坂本先輩と出会った。
僕にとって坂本先輩は、色んな技術などを教えてもらっていたため師匠のような人だ。
そして、僕が玉狛に入った時に指導して下さった烏丸先輩と友人との関係のため、
よく隊の人たちと来ていたため、空閑もこの人を良く知っていた。

坂「今日も戦いに？」

「そうです。僕はいつも通りついてきただけですけど。」

坂本先輩の問いに答えた。
最初こそは、本部所属の隊長ということでしゃべるときは冷や汗をかいていたが、
今は気楽に話せるようになっていた。
坂本先輩いい人だし。

遊「坂本先輩、暇ならおれと戦らない？」

空閑の問いかけに対して先輩は少し悩んでいたがすぐに首を振った。

坂「今日はいいや。それに今日は海斗がいるし、海斗と戦ったらどうだ？」

遊「ほう、なるほど。坂本せんぱいがそういうならそうするか。」

「でも、海斗先輩用事とか大丈夫なんでしょうか？」

以前から海斗先輩がいろんな人に誘われて戦っているのをよく見ていたので、今日も誰かと戦う
約束したのではないかと不安になった。
でも、坂本先輩は大丈夫大丈夫、といった。

坂「あいつはその時その時で戦う相手を決めてるからお願いすれば大丈夫だろ。それにあいつは
　後輩には甘いからすぐに戦ってくれるだろ。」

「そうなんですか・・・。」

遊「それじゃ、誘いに行くか。」

坂「海斗ならランク戦のブースにいると思うぞ。一応、海斗に連絡しとくから。」

遊「分かった。」

そう言って空閑はランク戦のブースがある方に走っていった。
最近はあまり海斗先輩とランク戦できなかったからうれしそうだなと思っていると
隣にいる坂本先輩に声をかけられた。

坂「三雲は行かねえの？」

「うーん・・・。特に行くところもないし行こうと思います。」

坂「オッケー。じゃあ、一緒に行くか。」

「はい。」

そういって僕は坂本先輩と話しながらランク戦のブースがあるところに向かって歩き始めた。

続く・・・