[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ37)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:23,070 hit

しばらくのネタがこの話でなくなった。へるぷみーページ37

「いや～お腹痛い。」

蒼「僕も同じく。」

俺達は笑い終えてから話し始めた。
ちなみに目の前にいる蒼の目にはうっすらと涙があった。
凄く笑ってたもんな。

「で、何だっけ？」

蒼「えっと、元々何の話してたっけっていう。」

「あーそうだ。」

笑いすぎて完全に忘れてたわ。
まだお腹痛い。

「えーと・・・、ランク戦しようぜ！ていう話。」

蒼「そういえばそうだったね。」

蒼は一回頷きながら言った。
そして、少し間を空けてから俺に質問した。

蒼「なんで僕？」

「いや、さっきの間なに？」

蒼「なんで僕？」

「すげえ食い気味に来るじゃん。」

その俺の言葉は蒼によって完全無視された。
なんでぇ？

「まあ・・・戦いたかったから・・・。」

蒼「え、さっきの傷付いた？」

「いや全然。逆に俺があれで病むと思ったか。」

蒼「そんなドヤ顔で言わなくても。」

蒼が呆れた顔で言った。
そんな呆れなくても。
ていうか案の定、話が少しずつずれてきてるな。

「話し戻してよろし？」

蒼「やだ。」

結構ガチトーンのやだだった。
顔も結構ガチなんだが。

「そんな戦いたくない？」

蒼「うん。」

「そっかぁ。」

蒼との付き合いは前世の小学校入る前からなので、こうなった蒼を説得することはかなり難しいと
いうことは嫌というほど知ってた。
いや、説得はできるけど。めんどくさいからいいや。
めちゃくちゃ蒼とランク戦したいってわけじゃないし。

「じゃあ、蒼はこの後どうするの？」

蒼「もうすぐでスナイパーの訓練が終わるって奏多から連絡あったから、このまま待って奏多と
　合流するつもり。Aは？」

「俺は～、どうしよ？」

蒼「それなら奏多が来るまで一緒にまとうよ。」

「うーむ。」

(確かに待つのはいい。でも、帰ってお菓子食べたい。でも、奏多と話したいしナー)

俺がそう悩んでると、横から蒼が覗き込んで言ってきた。

蒼「僕、Aと話しときたい。」

「じゃあおれまっとこー。」

考えるのやめたわけじゃねえからな。