[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ32)

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続きだぁページ32

俺はブースに入って簡単に策を練る。
ちな、今回は５本先取な。
天才型の香取先輩が弱いってことはないと思う。
ただ、米屋パイセンよりも弱いと思うし、彼女がどんな風に攻めてくるかが何となく分かるので別に
策を練るのはパイセンの時よりはマシだった。
あの時、頭フル回転させすぎて頭が痛かったなぁ。
普段あんなにフル回転してないのにいきなりしたらそうなるよな。
学校の授業中とかはボーとしているから、俺。
別に寝てないしいいじゃん。
テストだって、いつも平均余裕で超えてるし。

「そろそろ転送されるか。」

さて、頑張りますか。

＊

[[ランク戦開始]]

するとあっちから俺の方にやってきた。

「そっちから来てくれるとは。」

香「うるさいわね。」

(やっぱり香取先輩はスコーピオンか)

俺は振り下ろされたスコーピオンをそのまま避けて弧月で切りにかかる。
香取先輩は当たり前のようにサラッとそれを避けると肘からスコーピオンを出してきた。

「ほっと。」

それをしゃがんで避けると、そのまま自分の足を香取先輩の胴に向かって蹴りを入れる。
これは予想してなかったのか香取先輩は少しうろたえたため、もろにそれが入る。

香「うっ。」

「一点目。」

そのまま俺は香取先輩に胴体を真っ二つに切った。

[[香取緊急脱出１ー０坂本リード]]

二回戦目

香取先輩はさっきので警戒したのか、少し引き気味に戦っていた。
そんな香取先輩を見て俺は言った。

「いいの？そんなに引いて？俺に攻撃できないよ。」

香「それぐらい言われなくてもわかるわよ。それに口を挟む余裕はあるの？」

「さぁ。」

そうはいっても、俺は近づかないと攻撃ができないため一気に無理矢理距離を詰める。
香取先輩はそれでも距離を取ろうとする。

(そこまで取るなら一気に決めた方がいいな)

俺はまた一気に距離を詰めると、勢いよく弧月を振り下ろした。
香取先輩は咄嗟にスコーピオンで受けた。
ただ、スコーピオンは弧月より耐久度が低く、それに加えて振り下ろした力の分もあったので
俺の弧月は香取先輩のスコーピオンを割り、そのまま香取先輩を切った。
首を狙ってたけど避けられた。
ただ、右腕の所がズバーっていけたので、トリオンがめっちゃ出てそのままトリオン露出過多で
香取先輩がベイルアウトした。

(これで二点目・・・！)

そこからは四点まで連続でポイントを取った。
途中、かなり危なかったのは秘密な。

「あと、もう一本・・・！」