[ワールドトリガー]転生したバカはマブダチたちと頑張る (ページ19)

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お菓子うまいページ19

「なんかめっちゃ疲れた。」

蒼「お疲れ～」

今、俺の家には俺と蒼以外に誰もいない。
あの後、双子は用事があるからと言って帰り、２人は塾があるため、慌てて帰っていった。
蒼は暇だからとまだ残っている。

「なんか、ここがワートリ世界っていう実感がわいてきたな～」

蒼「今更？」

「そういう蒼はどうよ。」

蒼「いまいち。」

「ほら。」

蒼「でも僕、ワールドトリガーあんまわからないし。」

「そっか。」

俺はお菓子を食べながら言った。
窓の外では、人の話し声が聞こえた。

「俺さ。」

蒼「ん？」

俺が口を開くと、蒼が俺の方を向いた。

「俺らが干渉することで、話とかが変わんないかが心配なんだよね。」

蒼「なるほどね。」

蒼はクッキーを食べてから言った。

蒼「出来るだけ、影響の無いように立ち回ればいいだけじゃない？」

「それはそーだけど。」

蒼「まあ、イレギュラーな事が起こったら、その時に対応したらいいんじゃないかな。迅さんも
　いるし。まっ、大丈夫でしょ。」

「それもそっか。」

俺は頷くとため息をつきながら言った。

「でも、ボーダーはいるの親は絶対に反対するだろな。」

蒼「あー、大変そう。」

「話が変わるとか言う前にそれを何とかしなきゃな。」

蒼「無事に全員親から許可もらえるか・・・。」

「・・・頑張ろうか。」

蒼「うん。」

俺はお菓子を頬張りながら、これからの苦労について考えないようにした。