【top4】謎は深まるばかり2 (ページ22)

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某コマーシャルページ22

『顔色ばか悪いけどね、暑いんでしょステージ

水飲まないと前の私みたいに地獄見るよ、水飲んでる？』

キヨ「あのAはなりたくてもなれねえわ！

いやあんま飲んでねぇかも」

佐々木「キヨさん！これ！飲んでください！」

そう言って後ろから割って入ってきたのは、キヨくんにお水を差し出す佐々木さん。

気が効くなぁ、

一瞬、飲料メーカーの青春cmみたいに見えてしまったのは佐々木さんが可愛いからだろうか。

キヨ「あ、ありがとうございます」

そう言って水のペットボトルを受け取ったキヨくんだが貰うだけで口にはしなかった。

キヨ「よし、そろそろ戻るかーー」

よいしょっコラショと、ベッドから立ち上がると大きく背伸びをして、

キヨ「行こう」

と呟いた。

あれ、キヨくんってこんな背高かったっけ、

久しく並んで歩いたからかキヨくんの背の高さに改めて驚いた。

そんな中佐々木さんはここでも気を遣ってくれたのか私たちの一歩後ろを歩いて着いてきていた。

『キヨくんは今からどういう流れなの』

キヨ「んあ〜なんか髪とかセットしてもらってそのまま待機だと思う」

キヨくんはさっき佐々木さんから受け取った水を飲みながらそう言った。

控室に入ると、そこには既に衣装に着替え髪もバッチリセットされているガッチさんとフジくんがいた。

キヨ「お、いいじゃん2人ともwwwwww

あれ、レトさんたちは？」

フジ「何笑ってんだキヨwwwww

あー今さっきセットしに貰いに行った」

ガッチマン「Aちゃんどうこれ」

そう言いながら私にいつもと全然違う雰囲気の髪の毛を指差すガッチさん。

『いいじゃんwwwカッコいいカッコいいwwww』

フジ「いやAちゃんめっちゃ笑ってんじゃんwwww」

そんなフジくんもこの前会った時とのギャップが凄まじいほど、色気ダダ漏れな髪型にセットされていた。似合ってるなんて言いたかったけど流石にまだ馴れ馴れし過ぎるかな。

ガッチマン「キヨも行って来なよ、ちょうど今2人やってるから早めに」

キヨ「ほい、んじゃ行きますー」

佐々木「いってらっしゃい！」

走ってキヨくんの前に立ち、ドアを開けそう言った佐々木さん。

どこまでも気が遣える方なんだなぁ〜、

そう思っていた。