【top4】謎は深まるばかり2 (ページ17)

今日:10 hit、昨日:4 hit、合計:81,154 hit

見た目だけに騙されるなキヨside ページ17

フジ「そんな感じで最後の演出はそれでいいべ」

『んぁ〜そうだなー、取り敢えずもう考える事ありすぎて頭まわんねぇ〜。』

気が付けばイベントの演出について話し合っていた俺とフジ。

そういえばA、

『あ、笑。』

俺の顔を見たフジが、ん？って言う顔を浮かべていたのでいつの間にか机に伏せて寝ていたAを指差した。

フジ「え！、いつの間にwwww。良くそんな寝心地悪そうなところでまあww」

確かに、今の時刻はまだ朝の6時を回ったばっか。こんな時間に悪かったなと思い反省した。

フジ「こんな寒いとこで寝たら風邪ひくわ」

『ラーヒーが置いてってる布団あったっけ』

幸いここに住み着いてたラーヒーが布団を買って置いていっていた為、掛け布団があった。

フジ「ソファーに寝かせてやった方がいいべ」

『え？起こして？』

フジ「いやいやもう普通に抱っこして」

『え、俺が？』

フジ「あたりめぇだろ、Aちゃんまだ俺に気遣ってくれる関係だわ！キヨが普通に寝かせてやりなよ」

まあ別にやましい事も無いし俺はいいけど、コレを知ったAは多分騒ぐんだろうな。キヨくんセクハラ！なんて言われるのか、

『よいしょっコラショ。

軽っっっっっる』

女を抱っこする機会などは一切無い為、Aの軽さにビビった。コレが妥当なのかAが軽すぎるのか分からないが取り敢えずソファーへ降ろした。

フジ「そりゃ軽いわ。Aちゃん細っそいもん。

さっきもあの機材持ってる所後ろから見た時、Aちゃんが機材に持たれてるみたいになってたわwww」

『なんか悪りぃ事したなー、』

フジ「途中俺がばったり会って良かったわ。まあAちゃん、まだ俺に心開いてくれてる気がしないけどww」

『、笑。俺も最初はそうだったわ。まあA、いつも俺の前ではフジくんフジくんって喋りまくってるけどなwwww』

フジ「それ聞くと余計可愛く見えてきた」

『おいフジwww見た目に騙されんなwww

今俺らがあげてるtop5の動画、あれ全部Aが編集してくれてんだけど、あの作業4人分はAも流石に疲れるよな』

フジ「ええっ！ここ最近の全部？？」

『そ、私イベ出ないから少しでも役に立てるようにって自分でやり始めてくれた。まあそのおかげで大分楽だわ』

フジ「Aちゃんなんでイベ出ないんだっけ」

『さぁ、頑なに辞退してたけど、

まあ何かしら理由があんじゃね』

フジ「変な子」

謎は深まるばかり。