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次の日、クディッチの試合があるため活気のある大広間に見知った顔を見つけた。
『あれは…』
それは多くの友人に囲まれているセドリックだった。彼はクディッチのユニフォームを着ていて、私は驚いた。
すると、彼と目がばちりと合い、彼はあ！と声を上げて、人の塊から抜け出した。
「A！久しぶりだね。良かった、また会えて」
『久しぶり。貴方、クディッチの選手だったのね？』
「そうだよ、ハッブルパフのシーカーさ」
私はまたもや驚いた。なるほど、友人が多いわけだ。
私の驚く顔を見て、彼は優しく笑う。
「今日は見に来る？折角なら応援して欲しいな、僕のこと」
『そうね、考えとくわ』
冗談交じりにそう言うと彼はまた笑って、「応援したくなるようなプレイをするから。約束する。」と言い残し集団へ戻って行った。
その後、私は競技場へ来てグリフィンドールとハッフルパフの試合を観戦していた。セドリックのプレイを見たいという気持ちもあるが、本命はポッターの警護だ。
『それにしても、雨が凄いわね…』
「おっと、ハリーがスニッチを見つけたか！」
放送席の声が観客席に響いた。
もやがかかってかかってよく見えないポッターを注視すると、黒い影のようなものに囲まれているのがわかった。
『ディメンター…？』
彼がもやに囲まれ、見えなくなった数秒後、彼は凄いスピードで下へ落ちてきていた。よく見ると、箒を手放し、意識を失っている。
思わず席を立ち上がると、校長先生がピッチに駆け込みつえを振る姿が見えた。
すると、ポッターの落ちる速度は落ち、彼の体はゆっくりと芝生の上に横たわった。ほっと胸を撫で下ろす。彼は担架で運ばれ、医務室に連れていかれた。
試合はハッブルパフの勝利に終わった。試合終了後のセドリックにおめでとう、と声を掛けたあと私は医務室へ向かった。
中へはいると、ポッターが1人ベッドに横たわっていた。
『調子はどう？』
「A！酷い気分だよ」
そう言ってポッターは力無く笑った。お見舞いの品としてかぼちゃジュースを彼の傍に置いて、ベッドの傍の椅子に腰かけた。
私はなにか気分を変える話題をと思い、ホグズミード週末の時のことを思い出した。
『そう言えば、ルーピン先生とはどうだった？』
「ルーピン先生？ああ、…ボガートの事とかを話したよ。」
ポッターはあとは、と言葉を続ける。
「途中でスネイプが入ってきて、先生に薬を渡してたんだ。何だか怪しい感じだったよ。」
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猫田(プロフ) - ななおさん» ありがとうございます！コメント本当に励みになります。これからも面白いと思って貰えるようなお話かけるよう頑張ります！ (2月21日 1時) (
レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
ななお - アズカバンの囚人までお疲れ様でした‼︎毎回面白くて楽しく読ませてもらってます。これからも作者様のペースで頑張ってくださいね (2月21日 1時) (レス) id: cf12d55d58 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - ななしさん» ありがとうございます！お休みでフレッシュした分1層頑張ります (2月18日 14時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - お疲れ様です😆🎵🎵気長に❤️ (2月14日 8時) (レス) @page41 id: 9b994bebe6 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - みぃさん» 嬉しいです！ありがとうございます (1月28日 22時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 | 作成日時：2024年1月9日 9時
