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それから1週間が過ぎ、私たち2年生には新しい課題が与えられた。それは、3年での選択科目の決定だ。
私は数占いや、古代ルーン文字など適当に選択した。正直、闇に対する防衛術が学べればそれでいい。
「よし、決まった。練習に行ってくる！」
いつものメンバーで談話室の机を囲んで、選択科目について話し合っていると、ドラコが声を上げ、そのまま談話室を飛び出した。
「頑張ってるドラコ、素敵ね」
『少し寂しい？』
「そんな事ないわよ！」
図星をつかれたかのようにパンジーは顔を赤くした。
ドラコは最近ずっとあの調子だった。何故かと言うと、明日レイブンクローとのクディッチの試合があるためだ。
「次は活躍を見れるかな？」
「見れるに決まってるでしょ！」
パンジーは鋭い目でザビニを睨んだ。私はそんな様子を見て頬を緩める。そう、きっと大丈夫。ドラコならやってくれるはずだ。
次の日の朝、大広間はクディッチの試合があるということで大賑わいだった。選手たちは慌ただしく料理を口の中に放り込み、中には緊張で顔を青くさせている者もいた。
「A！」
『ん？ポッター、どうかした？』
ユニフォームを着たポッターに呼びかけられ、私は机に向かう足を止める。彼は切らしていた息を整えながら言葉を紡いだ。
「日記が、盗まれたんだ！僕の部屋が荒らされてた。」
『…え？』
耳を疑った。ポッターは動揺と、不安とをごちゃまぜにしたような顔をしていた。きっと私も同じ顔をしているだろう。
そして、ポッター！と大きな声が聞こえたかと思えば、彼はチームのメンバーに呼ばれたようで、彼は渋々私から離れた。
盗まれた、ということはリドルの協力者がいるということだ。
しかも、グリフィンドール生の中に。
一体誰なのだろう。だが、スリザリンよりは純血のものが少ないはず、調べてみれば特定できるだろうか。
そこまで考えたところで、大きな声が響いた。
「本日の試合は中止とします。全生徒はそれぞれの寮の談話室に戻りなさい。そこで寮監から詳しい話があります。みなさん、できるだけ急いで！」
談話室には落胆の声が木霊していた。例に漏れず、ドラコも悔しそうにしていた。そんな中、教授が談話室の扉を開け、中に入ってきた。木霊していた声はしん、と静まる。
「ハーマイオニー・グレンジャー、ペネロピ・クリアウォーター、両名が襲撃にあった。」
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マニ。(プロフ) - 猫田さん» ✉️。わかりました！これからも更新応援してます！ (1月5日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！お気持ちは大変嬉しいのですが、今はこちらの作品の更新に集中したいと思っているので失礼ながら遠慮させて頂きます;; ですが、お話したいと思って下さって凄く嬉しかったです！ありがとうございます (1月5日 15時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - もちもちさん» ありがとうございます！亀更新ですが、よろしくお願いします (1月3日 4時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - とっても面白いです！作者様のペースで更新頑張ってくださいね！ (9月18日 15時) (レス) id: c72e216da9 (このIDを非表示/違反報告)
猫田(プロフ) - 箱さん» こちらこそ、読んで頂けて嬉しいです！ありがとうございます (2023年2月25日 14時) (レス) id: 922d1d8c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 | 作成日時：2023年2月9日 21時
