学校のカイダン.+*:ﾟ+｡.☆２

｡・:＋°５９ ページ19

相手は、夏樹。






「もしもし･････？」





夏樹『A。今どこだ』






「･････学校近くの道だけど 」






夏樹『今から来い。俺んちに』







「･････わかった」







電話を切って、私は彗に背を向けた。






「じゃね」






ｶﾞｼｯ






彗「待て。」







「命令しないで」






彗「命令しないで？お前はまだ子供じゃないか。僕のいうことを聞け。」







「何さ。

･････今までずっとツバメばっかりで、私の事なんて忘れてた癖に！」







彗「･････妬いてるのか？」






「誰が妬くもんですか！

ただ、今までずっとお兄ちゃんみたいに思ってたのに･････急に取られちゃうから」







彗「それを妬くっていうんだ」






「もう！うっさい！ほっておいてよ！」





振り切って夏樹の家まで走っていった。

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