【HQ!】転生したら月島の姉とか聞いてない【3】

きゅうじゅうしち ページ6

「＿さて、明日から再び東京遠征です！今回はまるっと1週間！長期合宿は春高予選前最初で最後です。悔いの無い様、このチャンスを貪り尽くしましょう」


武ちゃん先生の言葉でウス！っと元気な返事が響いた隣に居る谷地さんは分かっててもやはりびっくりしたようで肩を揺らしていた

は〜〜可愛い、抱きつきたいけどびっくりさせたくないからなんとか抑える

いやはやこの前の合宿で雪絵さんは腕広げたら来てくれたんだよね。可愛かったわぁ…と意識をよそに飛ばして居ると潔子先輩の不思議そうな顔をしてるのに気づいた


『楽しみだネ』

「そ、そだね…！」

「ふふ、可愛くて綺麗な後輩が出来て嬉しいなぁ」

『私も綺麗で優しい先輩が出来て嬉しいですよ。ね！仁花ちゃん』

「うん！」


はぁ、幸せと顔を綻ばせてしまったのは不可抗力である。だから蛍そんな冷たい目しないでよね…！



*



午前0時、深夜であたりが静まり返っている中日向のハイテンションな声が耳に入る


「やべー！やべー！夜中に出発するってドキドキする！！」

「前回お前ら遅刻だったもんな…」

「単細胞はいいよね…どこでも寝れてさ…」

「「なんだと！！」」


は〜元気が宜しくて結構です…、眠たい目を擦りながら武ちゃん先生の祐輔さん紹介を軽く聞き流す(失礼)

こんな眠くなるんだったら帰って少し寝るべきだったかな、とかなり後悔した

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