【HQ!】転生したら月島の姉とか聞いてない【3】

ひゃくに ページ11

あっっついな〜と流れ出た汗をタオルが無いため袖で拭う。汚いけど手持ちにタオルが無いためしょうがない
どの選手がどうやって手を入れたか、また相手からはどうやって手を入れられたかを簡潔に纏めノートに書き綴っているのだが選手達の熱気に当てられたかのように私の汗が止まらない


「ほう…随分と詳細に書いてあるなぁ」

『引き受けたからにはしっかりしますよ』

「(臨時で面倒だからと放棄せず真面目に、しかも容量良く熟す…こりゃあ繋心が臨時とは言え渡したくないわけだ)」


1人うんうんと頷き始めた猫又監督に困惑する。何ひとりで納得してるんですか？？？
まぁ考えた所で意味はないと学習したので頭を空っぽにしてノートに書き綴るしか無いのだが烏野のミスが嫌でも目に付く。まぁ練習だから経験積むにはいい機会だけど今のところこの合宿烏野が勝った所を1度も見ていない


『うわ！？』

「すっげ〜！んん！？失点俺ばっかじゃん」

『灰羽は空振りも目立つけどレシーブ失敗することが多いね』

「ぐぅッッ…」

「よっしリエーフはレシーブ練増やすか」

「ちょっと夜久さんこれ以上増やしてどうするんスか！」

「リエーフこの結果でそんな甘えたこと言うなよー」


しょぼんとした灰羽にストレートに言いすぎたか？と心配はしたけどこれが通常運転らしい。海さんにあれは放っておいても大丈夫だよと菩薩の笑みを頂いた

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