#13 ページ15
なんと私が寝ている間にイプシロンがやって来たようで。気づけばボロボロにされている漫遊寺サッカー部。うわぁ…
｢それでは学校を破壊する｣
｢待て！！｣
｢む…？雷門サッカー部か………？！｣
正義感が強くて威勢の良い円堂くんはデザームに怒鳴る。今のこのチーム実力では勝てないと思うけど…まぁ良いかな。というか私を見て一瞬目を見開くとかやめて…って？！嘘？！
｢やめなさいっ！！！｣
円堂くん目掛けて蹴られたエイリアボールを咄嗟に前に出て蹴り返す。今の円堂くんではとても受けきれないし受けきったとしてもキーパーとして試合ができなくなる可能性がある。なんとしてでも避けないといけない。上手く蹴り返せた。でも、一つだけ、予想外のことが起きた。突然竜巻が起こったのだ。
｢雪猫？！？！｣
皆に名前を呼ばれて、私は竜巻に包まれる。もしや……予想通り、竜巻が晴れるとそこには…コスモスのユニフォームを着た自分が立っていた。明らかにエイリア学園のユニフォームを身に纏っている私への視線が、痛い。
｢コスモスキャプテン、ペルセフォネ様…｣
｢やめて…私はあなた達に協力はしないし、そこにいるイナズマキャラバンの皆とあなた達を倒すの。邪魔しないで…？｣
冷たく睨めば周りの空気は凍りついた。実際に地面は氷をまとっていた。イナズマキャラバンの皆の視線が、やはり痛い。そんなことも無理矢理に無視すると元の雷門ユニフォームへと戻る。咄嗟に庇うためにボールを蹴り返したけどまさかユニフォームを変えられると思わなかった…。
｢雪猫は…エイリア学園なのか？｣
｢今の聞いてた？確かに信じがたいかもしれないけど、私はエイリア学園を倒すためにここにいるし、そこにいるイプシロンだって即座に叩き潰したいところなんだけど？｣
円堂くんの疑うことばに、私の心は再び凍りつく。やっぱりここもダメだった。お日さま園だって、今ではこの有り様。しろくんは……優しく私を微笑みながら見つめてくれていた。
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ねこりずむ(プロフ) - 満月さん» また台風来ますしね…(-_-;)ありがとうございます！頑張ります！ (2018年9月3日 16時) (
レス) id: 86250937a8 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - ねこりずむさん» 本当、気象全体的に…テスト頑張って下さい！応援してますぜぇ！ (2018年9月3日 1時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
ねこりずむ(プロフ) - 満月さん» ありがとうございます！！初コメに嬉しいお言葉…！更新頑張ります！！ほんと台風…というか気象全体的に凄いですよね…関東の方とかも大変だったみたいですし。はい！満月さんもお気をつけて！ (2018年8月28日 23時) (レス) id: 9981a10bfd (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても 面白かったです！更新、頑張って下さい！にしても…台風凄いですよね。作者様もどうか気を付けて下さいね！ (2018年8月28日 18時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこりずむ | 作成日時：2018年7月15日 21時
