検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:19,342 hit

にじゅうご ページ27

side…you


『むーーりーーでーーすってーーー!!』


こんにちは皆さん


真宮Aです助けて


今は、最早恒例行事と化している浦島坂田船の皆さんのだらだらタイムにまたしても付き合わされているところなんですが…


皆さんなんかいつもと雰囲気が違うんですよ…!


坂「ええやろー!!いこーよ!!お買い物!!!!」


『いや…だからー…』


一応彼氏なるものが出来た私としては、プライベートで彼らと会うことは避けたいんだけど、さっきからずっとこの状況


しかも普段止める側なはずの3人まで坂田さん側についている


セ「さかたん、Aちゃんが仕事とプライベート分ける人ってのはわかっとるやろ。ええ加減にせえよ」


『流石センラさん…!!』


流石一応(・・)常識人…!!と心の中で感激する


セ「あ、ちなみにAちゃん。明日オフやったけど急遽俺らと出かけるっていう仕事入ったから」


前言撤回


やっぱりセンラさんはセンラさんだった


てかこの人一番性格悪くない!?


浦「あーまあプライベートなら無理に誘いはしないけどなー」


志「仕事やからなーしょーがないよなー」


あからさまに棒読みな浦島の2人


『……仕事、ならしょうがないですね』


でも、そういわれると断りきれないのが私のような仕事人間の(さが)


坂「やったー!!Aと遊びいくでー!!」


『仕事!!ですから!!ね!!』


ばんざいがやたら似合う坂田さんにくぎをさす


にもかかわらずハイタッチを交わす浦島坂田船の皆さん


『……お世話係やめてぇ』


志「は!?Aちゃん辞めんの!?」


浦「うっそだろ!?」


坂「いややーA!!辞めんといてー!!!!」


セ「いやいや、あああれですよね?じぇーけーとかがやたらすぐ『もぉむりぉゎたぁしにたぃ』とかいうやつの類ですよね??」


思わず漏れ出た呟きに一斉に食いつく浦島坂田船の皆さん


『センラさんに至っては最早なにいってるかわかりませんがそんな感じなので心配はご無用ですよ。第一こんな騒がしい人たちおいて辞めれませんって』


わかりやすく安堵を顔に浮かべる皆さん


『って、もう23時まわってる…帰りますね』


鞄を手にとり玄関へ向かう


坂「明日駅の近くのでっかいショッピングモールに10時集合なー!!」


浦「わすれんなよーw」


志「また明日なーAちゃん」


セ「さよならー」


『…さよなら』


こんな日常に幸せを感じてる私も私だな、と苦笑いしながら、私は帰路についた

謝罪→←にじゅうよん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:響月 | 作成日時:2019年6月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。