何も知らない。2 ページ30
ガチャと玄関が開く音に反応し、須貝さんと伊沢は玄関に走る。
僕らも2人のことが気になって追いかける。
こうちゃんはちょっと怖がってるけど。
伊「こうなったら2番目の男になってもいい!!結局は2人目の男がちょうどいい男だ!」
川「そんなの聞いたことないんですけど。」
須「かわいい妹の連絡先は頼もしい兄ちゃんが守ってやるからなぁぁ!!」
河「だから、須貝さんの妹じゃなくて、僕の妹ですって。」
真顔で河村が言ってることが僕は怖いよ。
須貝さんと言ってること変わらないし。
山「わぁ、今日は皆さんでお出迎えですか?僕嬉しいです!」
『遅くなってしまいすみません。あの、皆さんへの差し入れを買ってたら、そこで山本さんに合ったので…』
Aちゃんはスッと袋を僕に差し出した。
これは、駅前で売ってるめちゃくちゃおいしいチーズタルトのお店…!
今日はこれをおやつにしよう!
「わざわざありがとね!結構並んだんじゃない?」
『いえ、山本さんとたくさんお話しできましたので…遅れてしまったのはすみません。』
とはいってもまだ指定した時間まで10分はある。
余裕を持って行動できるというのはとても大事なことだ。
伊「A!!俺にline教えてくれ!!そんでもってこうちゃんの連絡先を消し、俺を最初の男にしてくれ!!」
須「そんなことさせません!このくそ雑魚語弊編集長にはAちゃんの連絡先は渡しません!!俺と最初に交換しよう!!」
玄関前で何言ってんだこの人達は…
川上と僕は頭を抱える。
河村は静かに笑ってる。
『連絡先交換は全然大丈夫ですよ。』
山「あ、でも伊沢さんが最初になるとしたら、僕のも消さないといけなくなっちゃうのかな?」
『あ、そうなっちゃいますね…。』
須、伊「「…ん?」」
その場にいた全員、山本とAちゃんとのやり取りの意味を一瞬理解できなかった。
伊「お、お前もか!!山本!!!!???」
須「なんでゆるふわ担当のお前らが真っ先にAちゃんと連絡先交換しちゃってんのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
山「え!?ええぇ?!」
デジャブな光景。
とりあえず、Aちゃんを玄関にあげ、そこで争ってる3人+飛び火のこうちゃんを残し、リビングに向かう。
川「あ、連絡先交換してもらってもいい?」
河「僕も。」
ふ「僕もお願いできる?」
須、伊「「お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
今日も平和に一日が始まりそうです。
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おいら。(プロフ) - あかねさん» ありがとうございます!実は自分も結末は探り探りでして...!ぜひこれからも楽しんで頂けるとありがたいです!ご愛顧のほどよろしくお願いします!! (2019年8月28日 17時) (レス) id: bd7a0fa47b (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - どうなっていくか気になります。、河村推しとしては最高でした!儚い感じも含めて河村さんなんですよね (2019年8月28日 10時) (レス) id: bdb71ec1a3 (このIDを非表示/違反報告)
おいら。(プロフ) - 晴夜さん» ありがとうございます!Pコンビの友情にはいつも感動しております…!自分の作品でそれが伝えられるよう精進敷いてまいります!更新ペースも落とさないよう頑張りますので、これからもご愛顧のほど、よろしくお願いします! (2019年8月26日 22時) (レス) id: c936dc85f7 (このIDを非表示/違反報告)
晴夜 - 初コメ失礼します!此方河村さん推しなもので…!pコンビの愛を感じますね…はい!これからも楽しみにしてるので自分のペースでがんばって下さいね!応援してます (2019年8月26日 21時) (レス) id: 58376c201f (このIDを非表示/違反報告)
おいら。(プロフ) - grayさん» ありがとうございます!!!これからもご愛顧のほどよろしくお願いします! (2019年8月26日 17時) (レス) id: bd7a0fa47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おいら。 | 作成日時:2019年8月19日 10時