しのぶ愛され短編集 (ページ16)

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胡蝶姉妹(仲良しじゃない) ページ16

※仲良し胡蝶姉妹じゃありません。苦手な方は見ないでください。
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その日は、3週間休みがなく、4日間家に帰れないほど忙しかった日だったが1日だけ家に帰ることが許されたので帰ることにした。体を休めることも出来ずにぶっ通しで仕事をしていたからストレスが溜まっていたんだと思う。私がしっかりとしていれば

私の妹、しのぶを傷つけ無かったのに。

ｰｰｰｰｰｰ

カナエ「はぁ.......」

しのぶ「姉さん！お帰り！お仕事お疲れ様」

カナエ「......うん」

しのぶ「姉さん？あっ、お風呂入ってきたら？疲れとれるかもよ？」

カナエ「.......」

私は黙って自分の部屋へと入っていった。
そのあとは、少しでも早く仕事を終わらせるべく、パソコンを開き、資料を作っていた。

ｺﾝｺﾝ

しのぶ「姉さん？」

カナエ「......」

しのぶ「...入るよ？」

カナエ「......」

しのぶ「姉さん。せっかく家に帰ってきたんだから少しは休んだらどう？ご飯食べようよ。仕事ばっかりしてたらからだ壊すし、姉さん仕事のやりすぎだよ。」

気付いたら私はしのぶに平手打ちをしていた。

カナエ「五月蝿いわね。働いてもいないしのぶに何がわかるのかしら。私は私。しのぶはしのぶ。しのぶが私の事情に勝手入ってこないでほしいわね。」

しのぶ「........わかった。」

私がしのぶに感情的になり言ってしまった後、しのぶは泣くのを必死に堪えて私の部屋を出ていってしまった。

でも、そのときの私は(やっと集中してできる)なんて最低なことを思っていた。