【こーく】こーくさんと実験してみましょ

実験1「好き」って言ってみた ページ1

「ねぇこーくさん？」
「何ですか夢主さん、敬語キモイです」

いつも通りのイケボで、ツッコむこーく。
これでもちゃんと彼女です。はい。

「...好き」
「...ん？」
「ん？？」

ニコニコ、よりもニヤニヤとしてるこーくが、作業してる手を止め、パソコンじゃなくこっちを見る。

わざとらしく「どしたの？何か言った？？」なんて聞いてくるから、こっちが恥ずかしくなる。

「っ、な...何でもない！」
「えー？何でー？ちゃんと言ってくれたら僕、嬉しいなぁー」
「はぁ！？」

からかうこーくに、この赤い顔を見られたくなくて、離れようとする。
でも、そう上手くは行かなくて。

「...ちゃんと言わなきゃ、離さねーよ？」

大きな手に掴まれた手。
耳元で聞こえる、声優並のカッコイイ声。

「あ、別に離れたくないってなら良いんだよ？」

なんて言われて、小さなため息がこぼれる。
...ここは私が折れよう。こーくの勝ちだ。

「...好きだよ、この高身長イケボめ」
「ハハッ...どうせならイケメンって言ってくれても良いじゃんか」

「調子に乗んな！」なんて言ったけど、それは半分、照れ隠し。

・‥…━━━☞・‥…━━━☞・‥…━━━☞・‥…
その後の一言
「ハー...可愛いこと言ってくれるなぁ...」

「見てくれてありがとう！良ければ評価してってね！」
〜めちゃくちゃどうでもいい事〜
自分、こーくさんはドSだと思ってます( ˙꒳˙ )

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