そらまふ 怪我 ページ8
そらるside
ガッシャーン！
そ「っ！？まふっ…？！」
皿が割れる音と共に、まふ独特の高めの声が聞こえ、急いでキッチンへ向かう。
夕食は俺とまふで交代制になっていて、今日はまふが作る日だった。
今日のまふはどこか上の空で大丈夫かと心配していたが、やはり当たったようだ。
…こんな説明してる場合じゃなかったな。
ま「そ、らるさん…」
そこにいたまふは、割れた皿を前に、片手を抑えていた。
その手からは、まふの肌の白さが一瞬でわかる程に紅い血が、だらだらと垂れていた。
どうやら皿が落ちた音にびっくりして手を切ったようだ。それもかなり深い。
そ「待て、今救急箱持ってくるから！皿踏まないようにしてそこに座ってて！」
急いで救急箱を持っていき、手当をする。大事には至らなかったが、他から見たら大怪我に見えるだろう…。
そういえば。今日のまふは、朝から少し上の空だったな。聞いてみるか。
そ「なぁまふ…。今日はどうした？」
ま「どうした、とは…？」
気づいてないのか…？それとも俺の説明不足…？
…明らかに後者だな。我ながら語彙力が落ちたものだ…←
そ「どう見ても上の空っていうか…。ぼーっとしてるって言うか…」
ま「あぁ…。そのことですか…。昨日の夜から新しい曲の歌詞を考えてるんですが、どうにもしっくり来なくて…」
それでずっと考えてたって訳か…。
そ「そんなことか…安心した…」
ま「そんなことって！大事なことです！」
そ「そういう意味じゃないよ。なんか思い詰めてるのかと思ってたの…」
俺でも頼りになれるかな…。
そ「なぁまふ。俺も手伝っていい？」
俺が言うと、まふは目を輝かせ、手伝ってくれるんですか？！とw
可愛いやつだな…
――――――――――――――――
まふまふside
あれからそらるさんに歌詞製作を手伝ってもらい、納得のいく歌詞になった。
そ「終わったなー…！」
ま「疲れましたね…！」
そ「あ、そーだ、まふ。」
そう言ってそらるさんは僕に近づき、あと少し動いたら、鼻がぶつかるような位置で
―――困ったら俺に頼ること。俺との約束。いい？
といった。
その姿があまりにもかっこよかったから。
恥ずかしくて、両手で顔を隠して頷きました。
多分耳まで赤いからそらるさん気づいてますよね。
これが僕の、眠そうな、かっこいい彼氏です…
―――――――――――――――――
続きがありそうな風で書いてみました。
続きはありません。
文字数があれなので以上です。
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さくら子 - おひさ ワイもurskurの方いけんwww (2020年4月15日 12時) (
レス) id: bc99db9e10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき*°。 - ぬわあーーー！！！！← こっちの作品これるのにurskの方が行けない！！！ うん、もうおとなしくPCで見てこよう。。。 (めっちゃお久しぶりです()) (2020年4月9日 16時) (レス) id: 41e3e67230 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき*°。 - くっそせんしまが可愛すぎてにやにやが止まらん……静まれ…私の表情筋……!! (2019年12月28日 23時) (レス) id: fedae61aad (このIDを非表示/違反報告)
メイリー - 初めまして、コメント失礼します！明け方に見ながら、ずっとねこ翡翠さんの作品を見てました！ニヤニヤしながら。完結するまで、読み続けます！！ (2019年12月9日 5時) (レス) id: 5870958d28 (このIDを非表示/違反報告)
ウミノソラ - ねこ翡翠さん» 可愛いだなんて(*´∀`*)…ヌホホホホ……こんな私に…ありがとうございますホントにそれだけで一年は生きていけます。マジで。 (2019年10月19日 23時) (レス) id: c7a9763e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ翡翠 | 作成日時：2019年4月3日 1時
