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ああ、運命と言うものは、何故ここまで残酷なのだろう。どこかのくさいドラマの台詞が蘇る。
なんとなく察したと思うが、今、外には雨が降っている


ザァー。
雨が降ってきた。はやくどこか雨のかからないところにいかなければ。急いで向かったのが、陰気くさい雰囲気もする家の軒下。どことなく目立つ場所なので、道行く人が私を見ている。
「ああ、可哀想に。」
時計を見つめながらサラリーマンが言う。
「ねえ、ママ。この猫欲しい。」
「ダメよ。こんな汚れたのは。今度ペットショップにいきましょうね。」
ぐずる子供と幸せそうな母親。
3日経てど、雨は止まない。家の灯りが付いたり消えたりする。灯りの消えたとき、頭のうえには煌煌した星が見える。
向かいの家が目に入る。そこまではそう遠くない。こうなれば、あの方法で。

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作者名:あをたに。 | 作成日時:2020年2月17日 13時

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