聲 (ページ15)

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十四血の音ページ15

信長さんに血を吸われ、私はとても驚いた。

抵抗しようとしたが、成人男性に１５歳の女子が抗えるわけなかった。

三日月「やっ、め・・・・・・、信長さっっ！」

なんとか抵抗しようと足で信長さんを蹴るが、そうすとる信長さんは

私にグット近づき、壁に押し付けるようにした。

三日月「んっ・・・・・・ほんと、やめ・・・・・・って」

もう、血が・・・・・・、この人、吸血鬼やったの？えげつない・・・・・・

私、物やないのに。

やめて、やめて！怖い、怖い怖い怖い怖い！

私の目に涙がたまってきた。信長さんはやっと、私を解放してくれた。

私はズルズルとしゃがみ込んだ。

信長「この、力、やはり貴様の血は特別だったようだな、今日から貴様は

俺の家臣だ」

後ろを向いているため、信長さんがどうなったのかはわからないが、

なんかすごい力を手に入れたようだ。

三日月「えげつない、私はあんた嫌い！大っ嫌い、大っ嫌い！もう我慢できひん！」

私はそう信長さんに怒鳴った。そして部屋から飛び出した。

でも血を吸われ貧血を起こしていて、部屋に行く途中でしゃがんでしまった。

三日月「はぁ、はぁ、なんで私がこんなめに・・・・・・」

なんでこんな世界に・・・・・・。

目の前がグルグルと回り、気分が悪くなった。

そんな時、誰かが私に近づいた。

光秀「三日月さん？」

三日月「誰や・・・・・・」

光秀「大丈夫ですか？何があったんですか？(信長様に、血を吸われたようですね)」

三日月「分かっとるならきかんといて・・・・・・」

光秀「・・・・・・心を、読んだんですか？」

三日月「読んだんがな、聞こえてくるの、聞きたくなくても。部屋、戻る」

光秀「わかりました、送ります」

光秀さんは私をお姫様抱っこし、部屋まで運んだ。

部屋につき、布団が出されていた。

私は布団に倒れこんだ。そして、すぐに寝付いた。