魔法使い達の日常と…【オンライン!】

･入学 ページ8

あの日から1年後…




今私はGT学園の入口に居る



相変わらず綺麗な学校だ




…別世界だけど




はあああ…今日はほんっと疲れた！



私は今日、神沢に案内され、無事魔法界に入ることができた



入ることはできたんだけどさ！



初めて来たところだから当たり前だけど、ここどこ？って状態




街並みは中世ヨーロッパみたいな感じの完全にファンタジーの世界




右も左も目新しいものばかりでずっとキョロキョロしていたよ



こんなんでこの世界で暮らしていけるかなぁ…





ああ、話は戻すけどあれから私は、両親の説得、受験などがあって毎日忙しく過ごしていた




最終的に私は無事合格！




たくさん勉強した甲斐があったね



今日はいよいよ入学式



今まで住んでた家とも友達とも今日でさよなら



すごく寂しくて本当は嫌だけど仕方ない


みんなが傷つくよりはいいんだ






もう決めたんだから…！



みんなと離れ離れになってもこの学校で楽しく過ごしてみせる！



そう決意し、私は1歩踏み出した……



ガツン



えっ？！



足元の石に躓いてしまい、体が前に投げ出される



あ、これ終わったな…



せっかくの可愛い制服も汚れちゃうな






と、思った瞬間誰かに腕を掴まれ転びかけた体が途中で止まる




た、助かった…？



舞｢あ、ありがとうございます｣




??｢はぁ…あんた入学早々なにやってんの？ってか転けるなんて危なっかしいね｡そんなんでこの学校でやっていけんの？｣





私を助けてくれた人の方を見る


黒髪に琥珀色の目


身長は私と同じくらい



ネクタイの色は赤だから私と同学年だろう



舞｢え、あっ…すみません｣




??｢は？なんで謝ってんの？｣





舞｢…あ…えっと…｣




??｢はぁ…というか俺急いでるから｡じゃあね｣




そう言って彼は去っていった




うわぁ…助けて貰っといて言うのもあれだけどなんか嫌味な人だなぁ






って…私も急がなくちゃ！




入学式まであとちょっとだし



確か会場はあっちだよね…？


よし！早く向かおう！

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