惑わせるのは君(ごめんなさいオーブ集めたところから始まりますごめんなさいいい) ページ25
さて、無事に全てのオーブは集まった。うふふっ、やっとのことで物語の第二幕、命の大樹のもとへ行けるよー！うんうん、実に長かった。
氷漬けにされたりコンドル？に食べられたり
大変だったけど、A嬉しいのです！！！
「お前うるせえぞ」
「うふふっ、うるさい？褒め言葉」
「そのとんだめでたい頭はどうにかなんねえのかよ……」
カミュはそう言って頭をわしわしと掻いてそっぽを向いた。ねえそこそっぽ向くとこ？私悪いことしてないよ？ええ？
「…うぉっほん。こちらの絵は、ラムダの地に伝わる神話の一節を表したものです」
ファナードさんが大きな咳払いをして、絵画を前に話し始めた。
「この世界にはじめて勇者という存在が降臨されたのは、はるかいにしえの時代のことです」
いにしえ。私の生きた時代は"いにしえ"だなんて言われているらしい。まあ神話の時代とか言うから、当然そうなんでしょうけれども。
「ロトゼタシアの全ての命の源は命の大樹……」
「＿＿邪悪の神は、その大樹の中に宿る生命力の根源を奪おうとした」
…ニズゼルファ。
私の口は勝手に動いたんだと思う。それが必然か漠然か何なのかはわからないけど、ファナードさんは確かに目を丸くしていた。
「…あなたは」
「A。君は聞いたことあるかな？」
「ああ、どうりで……。そうですかそうですか」
どうりで？なにが？ という言葉は飲み込んだ。私の二本の剣を見てそうかそうかと頷いたから、きっと剣の模様でも見たんじゃないかな。
「……先代勇者さまはね、邪神を遠い空の向こうにやっちゃったんだよ」
「空の向こう？」
「ダメ！あいにく質問は受け付けてないんだ」
自分から言い出したくせに質問は拒否、
そんな横暴な私の肩を掴んだのはカミュ。
「言ってくれ。なあ、俺らは友達だろ？」
「君がそう望むのならトモダチなんだろうね。……もっとも、私は君との関係を友達で終わらせようとした記憶なんてないけど」
そう言うと、カミュはいつぞやのような怪訝そうな表情をした。
「何考えてんだか、わかんねえよ……」
「Aはカミュの考えてることがわからないなー。だって……Aのことを惑わせるのは、いつだって君でしょう？」
私はそう言って、びっくりな顔をしたカミュとは判断の方向を向いた。その先にはファナードさんがいたので、話を続けた。
「それで、他に伝説は言い伝えられているかい？」
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リリィ - 続き気になります。続編をどうかお願いします！ (2019年1月11日 20時) (
レス) id: 401a5e74b1 (このIDを非表示/違反報告)
あいにゃん(｡ｰωｰ｡)(プロフ) - パイソンさん» うんっ…！！お婆ちゃんになっても！ずっと待ってる…！！← (2017年8月26日 15時) (レス) id: f3a61665cb (このIDを非表示/違反報告)
パイソン(プロフ) - ンもう、そうやってテンション上げさせるんだから。w待っててくだせえww (2017年8月26日 15時) (レス) id: dee72be6ca (このIDを非表示/違反報告)
あいにゃん(｡ｰωｰ｡)(プロフ) - パイソンさん» やだもうそんなこと言って上手いw期待して待ってるww (2017年8月26日 15時) (レス) id: f3a61665cb (このIDを非表示/違反報告)
パイソン(プロフ) - お世辞などではありませぬ。そんなことないですよ…ドがつくほどの下手っぴですw (2017年8月26日 15時) (レス) id: dee72be6ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいにゃん(｡ｰωｰ｡) | 作成日時：2017年8月21日 18時
