【DQ11】今日も勇者は民家のツボを割るのであった｡【ギャグonly】

超絶不機嫌の勇者イレブン様 (注)著しいキャラ崩壊 ページ12

聖地ラムダの静寂の森にて。
勇者イレブンはと言うと、……無言であった。




「……うざ」



「こらこら、そんなこと言うのはやめたまえよ。暴言はよくないよ」



「上から目線うざい禿げ死ね」



「」




…ご覧の有様である。

てか禿げ死ねとはどういうことだね。
髪の毛がなくなったショックで死ねってこと？
前脱毛剤プレゼントしちゃったからまだ怒ってるのかな。(前々話参照)



「機嫌をなおしておくr」



「ほっといてくれる？僕は今不機嫌なんだよ」









'









(こわいよおーーーっ!!!…)

そんな私の叫びも虚しく、イレブンはつかつかと向こうに歩いて行ってしまった。……いや、




「あいつ！効果音つかつかどころじゃないんだけど！あの勇者地面破壊しながら歩いてるんだけどどうすんの！！」




勇者(？)が地団駄するように歩けば、踏まれた草木はたちまちちりぢりになり、石は一瞬にして粉末状になり、分子レベルで粉々になった石を吸い込んだロウがむせた。




「レベル99の勇者って実際現実にいたらこんくらいだと思うの」




よく考えてみよう。レベル１が普通の人だ。
どこぞの兵隊さんはレベル33だと仮定すると、そう……その３倍。

彼は人間をも超越した特別な存在なのである。




「聖地ラムダが破壊されるわ!!!」




何を隠そう、イレブン君はちからのたねを集めまくった作者のおかげで攻撃力が999なのだ。
(まじだよ)




「大丈夫だよベロニカ。だいじょばないけど大丈夫だよ」



「…あいつを止めるわよ！」



「あっはは！サイクロプスみたいねー」



「なんが言っだがい？」



怒りのあまりなまはげみたいになってるイレブン君。サラサラヘアーをなびかせて振り向いた。

ちなみにシルビアは人にちょっかいを出すのが好きで、今なんて"きゃっ、こわいわぁ〜"とか言うわりにその状況を楽しんでいる。




「股間ぶち抜くぞ」




「「ひぃぃぃ」」




シルビアといっしょになぜかビビっているグレイグ氏。過去に股間関係で嫌なことがあったらしい。




「なんでそんなにイラついてるのさ！！」




「俺のパンツがねぇんだよ!!!」




「」




…おいおいおいおいこの小説キャラ崩壊やばいぞ。イレブン君はこんなじゃないだろ。

普通夢小説なら"もう一生君を離さない…"とかやるだろ。夢小説からかけ離れてるぞこれは。




「君、もしかして他の家のタンス開けて…ステテコ…パン……」




…相変わらずこの小説にオチはないのである。

読者の皆さんにお題をいただこうと思いまして(無謀)→←アンパン☆マン

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