性転換 7 ページ9
続々と、性別が反対になった仲間がコルヴォの部屋へと集まる。
皆は口々に、どうしてこうなっただとかどうしたら治るかなどを話し合っている。
その間、キースは物珍しげにペタペタと自分の体を触っていた。
胸、というよりかは筋肉なのかもしれない。
大きさは、小さい方だ。
コルヴォの方を一瞬見てしまったが、すぐに目をそらす。刺激が強すぎる。
「キース?」
コルヴォが自分の体を不思議そうに眺めるキースに気付き、不思議そうに聞く。
「ああ、いや。女性ってこんな感じなんだなぁって」
「確かにそうだね」
「このまま戻らなかったらどうしよう。怪力男じゃなくて怪力女になるのか? 服も買わないといけなくなるし......」
今キースが身につけているものと言えば、下着とシャツだけ。シャツは、男の時の物なので女性の体には合わない。
背も結構小さくなり、シャツはチュニックの様になってしまっていた。
自分よりも仲間の方が背が高いという感覚は新鮮だった。
「団長、そろそろ他の人も来ますかね?」
「どうだろう。多分ここまで来ると、皆変わってそうだよね」
とりあえず、他のメンバーの到着を待つ事にした。
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ゆきいちご(プロフ) - 終わりました (2017年3月30日 20時) (レス) id: 1f754c0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきいちご(プロフ) - 編集します! (2017年3月30日 20時) (レス) id: 1f754c0dd9 (このIDを非表示/違反報告)
美坂るぅ(プロフ) - 終わりました。 (2017年3月29日 9時) (レス) id: a41f8e5530 (このIDを非表示/違反報告)
美坂るぅ(プロフ) - 更新します。 (2017年3月29日 9時) (レス) id: a41f8e5530 (このIDを非表示/違反報告)
佐井(プロフ) - 終わりました。 (2017年3月28日 18時) (レス) id: a22f670911 (このIDを非表示/違反報告)
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