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【嫌いな物/こと】
強いて言うならば役立たずな自分自身。好きなものがほとんど無いため、嫌いなものも無い。
【趣味/特技】
飛行場を訪れる人々や仲間であるヒコーキ達を観察すること/特技は?と聞くと、ステルス性能の高さを惜しげも無く使った隠密行動、ドッグファイト、短距離での離着陸、速攻…などなど戦闘機としての性能ばかりを挙げてくる。
【備考】
「空の王者」の名を欲しいままにしている、アメリカ製の戦闘機。米ソ冷戦時代末期にアメリカ合衆国にて企画・設計され、製造された第5世代ジェット戦闘機であり、この世代初のステルス戦闘機でもある。他の機体を圧倒する世界最高クラスのステルス性と飛行性能を持ち、空対空格闘戦、つまりはドッグファイトにおいて試される格闘性能は現代戦闘機達のなかでも群を抜いており、その実力は現役最高峰と名高く、「航空支配戦闘機」という謳い文句に相応しい実力を持つ。
なかでも特筆するべきは常用高度4万フィートという高高度におけるスーパークルーズ(超音速巡航)を可能にしたエンジン性能だろう。この破格のエンジン性能のため、高速で移動出来るが短時間で大量の燃料を消費するアフターバーナーを使用せずともマッハ2近くの速度まで到達出来るほか、長時間かつ長距離を飛行し続けることができるというハイスペックぶりを誇っている。
「強くて速くてずっと飛べる」という戦闘機としては夢のような機体だが、彼の本体を整備するのにかかる費用(特に、高いステルス性維持の為に機体表面に塗布するレーダー波吸収素材を含んだ塗料の代金)は尋常ではなく、また、情報保全費用などの固定費もF-22という戦闘機そのものが現在も活躍中の機体である(あきつ飛行場のヒコーキの中でも若い部類)ということもあって、他のヒコーキ達より高く、彼一機を抱えるだけでもあきつ軍民飛行場の家計簿(つまりは運営費用だが)は常に圧迫されている。
本人も自分が「金食い虫」であることは自覚しているらしく、「傷など作って余計な負担が増えないように」という理由から戦闘に参加することを可能な限り自主的に辞退しており、飛行場にいるヒコーキの大半が参加している合同訓練にも参加しないことが殆ど。しかし、母国であるアメリカは彼の活躍を期待しているらしく、「もっとラプターを目立たせなさい」という請願書が度々飛行場に届けられており、飛行場も、だがそれ以上に彼自身が苦悩している。
冷戦が終結し敵国であったソ連が崩壊してしまったことにより、皮肉にも正しく『無敵』となってしまった戦闘機であると評されることが多い。
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作者名:ねこうさぎ | 作者ホームページ:
作成日時:2021年7月2日 10時