検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,721 hit

ページ ページ8

【身長/体重】
260cm/145kg
でかい、おもい、つよい。の三拍子が揃った海の王者に相応しい体格。それは半獣、全獣状態でも変わらない。種族的に足の筋肉量が非常に多いため、週に何回かはズボンが裂ける事件が発生している。…いやん。


《その他情報》

【ボイスサンプル】
低く深く叙情的な響きのある男性的なバリトンボイス(バリトノ・リリコ)の持ち主。

「こんにちは。〇〇さん、昨日は保健室に運ばれたそうだね、今日の体調はどうかな?…うん、大丈夫そうだね。でも、午後の体育の授業は無理しないように、ね。」

「おはよう、皆。良い朝だね。さぁ、今日も元気に勉強頑張ろうか。分からない所があったら遠慮なく聞くんだよ?…よろしい。一時間目がそろそろ始まるから準備をしておくこと。いいね?」

「皆、用意はいいかな?さぁ、生物の授業を始めるよ。…おや、〇〇くんが居ないようだけど。お寝坊さんかな?」

「ホモ・サピエンス、つまり人間、我々にとってのヒトは哺乳類である。哺乳類ということは、先生の仲間だね。身体能力としては我々獣人の半分にも満たない個体が多いが、その繁殖力は絶大であり、実際に我々獣人の何十倍何百倍もの人口を持つ。これはヒトの遺伝子情報が顕性であることに由来しており…ああ、ちなみにこの時に優性劣性という単語は使用しないように。教科書は使用しているけど私の授業では使用しないからね。」

「ヒトからすれば私たち獣人は恐怖の対象であることを忘れてはいけないよ。このほぼ人間のような状態であっても身体能力は私たちの方が何倍も高いし、半獣や全獣の姿になれば軽く一捻りだ。でもそんな私たちでも、人間の数には勝てない。人間が個を捨てて種の存続を優先した時が、私たちの終わりだということを肝に銘じておいて欲しい。」


【備考】
名前からも分かるように、彼は日本人ではない。彼の種族が基本的に半獣或いは全獣姿で海を拠点に活発に活動する存在であるという意味でも、彼の種族に国籍という概念は無いに等しい。苗字や二つ名はラテン語であるものの、名前であるアトゥイコロ、というのはアイヌ民族の母語であるアイヌ語でシャチやシャチの姿をした神のことを表す「海を持つ」という意味の言葉である。これは彼がオホーツク海近郊で産まれたこと、そしてその際に出産の手伝いをしてくれた女性がアイヌの血を引いていたことに因んでいるのだとか。彼はこの名前を誇りに思っているそうで、そこから世界各国の神話を調べている。

次ページ→←前ページ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ねこうさぎ | 作成日時:2021年1月12日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。