幼馴染は元A組4 (ページ41)

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進路の時間by夢主ページ41

片岡『進路相談？』

殺『先生を殺せて無事なら中学卒業後も考えなくてはありません。面談を行うので書けた人から来て下さい』

皆に自分の将来の進路を書く紙を配られ、すぐに書く者も居ればじっくり考える者も居る

杉野『地球を滅ぼすモンスターに相談してもなぁ…』

茅野『手厚いんだかナメてるんだか』

二人は苦笑しながらもちゃんと進路を考える。Aはペンを持つが中々決まらない

A「進路か……」

業『Aちゃんの将来の夢とか無いの？』

A「うーん…強いて言うなら……まだはっきりとしたビジョンは無いけどカウンセラーかな」

Aがそう言うと業は『へぇ～、意外だね。でもAちゃんにピッタリかも』と笑顔で言う

A「そうかな…」

Aは志望高校、希望の職業を書き対先生ナイフと銃を持って職員室に向かった

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殺『カウンセラーですか…Aさんの性格にも合う職業だと思います』

A「…私は、学校の悩みがある人、親からの暴力、暴言とか……傷付いてる人を助けたい。まだぼんやりとした夢だけどね」

殺『Aさんらしいですねぇ。君は二本目の刃を持った立派な暗殺者です』

タコは顔をオレンジにして赤い丸を浮かべてAの頭に触手を優しく置く

A「……今まで…私は親の縛りにずっと囚われてた。私は優しいお母さんに『頑張ったね』って褒められたかった」

殺『……』

A「努力して必要とされたかった。認められたかった。けど……もうそれに拘らなくていい。私にはE組の皆が居る…先生が居るから」

Aは笑顔でそう言った。タコも満足な笑顔をしてうんうんと頷く

A「殺せんせー、ありがとうございました！失礼します」

Aはそう言って教室に清々しい笑顔で戻って行った