幼馴染は元A組4 (ページ37)

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死神の時間ページ37

死神はパッドを操作し、爆弾は勢い良く爆発する

『(外して檻の中に捨てていった!?なんて手際だ!!…水を流しても意味が無い!!もう一度人質を取って振り出しに戻す!!)』

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三村『ここの映像見たようだな。結果が分かるまでこのまま我慢だ』

A「三村君、こんな方法思い付いたの凄いね……」

中村『保護色となって壁と同化…これで本当に騙せてんの？』

全員、肩車状態で壁に引っ付いており、体育着は壁とそっくりの色だ

三村『多分ね。光の加減もバッチリだ』

イリーナが投げつけた首輪を見てイトナは『簡単な構造だから外しても起爆しないしバレない』と言ってタコが外す

手錠も監視カメラに映らない様に外して全員自由。岡島はカメラを見る

岡島『強めの魚眼だな。それと檻の外……この二つに死角は無いけど性格に見えない場所がある。例えば左端とかな』

外のカメラからは遠く魚眼の端は大きく歪む。魚眼補正もしてないため見えづらい

そこに菅谷とAが体育着の暗殺迷彩で壁の色にそっくり変える

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A「業君、私重くない…？」

業『んー？全然重くないし大丈夫だよ。Aちゃんなら大歓迎』

前原『こんな状況でイチャつくな!!』

前原がそう言うと一斉にブーイング。磯貝が皆を落ち着かせていると向こうで何かが水に落ちる音がした

杉野『向こうで何か水に落ちたぞ!!』

殺『上からの立坑ですねぇ。そして…烏間先生!!…そして死神!!』

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烏『ツメも脇も甘すぎる。ブランクでもあったのか…』

烏間がそう言うと死神は水に何かを放り投げる。それは自分の顔の皮だった

『黙って聞いてりゃ言ってくれるね』

烏『お前…何だその顔は』

顔の皮は無く、見えるのは骨と眼球だけ。おぞましい姿だ

『顔の皮は剥いで捨てたよ。全てを犠牲に磨いた技術!!おまえも殺して顔の皮を頂こうか!!』

烏『この教室から退出願おう。お前は生徒の教育に悪すぎる』